海外FXには豪華なボーナスキャンペーンやハイレバレッジなど、国内FXにはないメリットがたくさんあります。
一方で、海外FX業者は日本の金融庁のライセンスを持たないため、ネットやSNS上に「海外FXはおすすめしない」「海外FXはやばい」「海外FXは出金できないから危険」」といった口コミがあるのも事実です。
本記事では「海外FXをおすすめしない」「海外FXはやめとけ」と言われる理由と真実、さらに2024年現在で使ってはいけない海外FX業者の情報を解説します!
なお、多くの日本人トレーダーが利用している安全性の高い海外FX業者については、海外FXおすすめ比較ランキングで紹介しているので参考にしてみてください。
海外FXはおすすめしないと言われる理由
海外FXはおすすめしないと言われる理由を6つ紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう!
日本の金融庁に未登録・警告を受けている
海外FXはおすすめしないと言われる1つ目の理由は「日本の金融庁に未登録・警告を受けている」ことです。
海外FX業者は国外に拠点を置いているため日本の金融庁に登録しておらず、公式サイト上でも無登録で金融商品取引業を行う者の名称等についてで警告を受けています。そのため、海外FXは危険だと考える人も少なくありません。
一方で、海外FX業者はそもそも日本の金融庁のライセンスを取るメリットがありません。なぜなら、ライセンスを取ると「レバレッジは最大25倍」「ゼロカットシステムは採用してはいけない」「ボーナスは提供してはいけない」など、日本の規制を受けてしまうからです。
また、有名な海外FX業者のほとんどは日本国外の信頼性・安全性の高い金融ライセンスを保有しています。ライセンスによっては日本の金融庁が発行するものより取得の難しいものもあります。
必ずしも「すべての海外FX業者が危険」というわけではなく、慎重に選べば安全に利用できる海外FX業者もありますよ!
なお「海外FXを使うのは違法なの?という疑問がある方は、海外FXの違法性で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
信託保全が義務化されていない
資金管理方法 | 特徴 |
---|---|
分別管理 | ・自社の銀行口座にて分けて管理する方法。 ・運営資金との明確な区別がない。 ・破綻した場合は返金されない可能性がある。 |
信託保全 | ・運営資金とわけて、信託銀行で管理するので海外FX業者が管理するわけではない。 ・会社が破綻した場合も資金が返金される。 |
海外FXはおすすめしないと言われる2つ目の理由は「信託保全が義務化されていない」ことです。
国内FXは金融庁の規制により信託保全が義務化されています。つまり、会社が倒産したとしても預けた資金は必ずトレーダーのもとに返ってきます。
一方で、海外のFX業者は信託保全が義務化されていません。そのため「海外FX業者が破綻したら預けた資金が戻ってこないのでは?」と考えている方も多いです。
しかし、信託保全を採用していなくても「投資家補償基金」や「投資家資金補償保険」などに加盟している海外FX業者であれば、条件はあるもののトレーダーの資金は必ず戻ってきます。
例えば、ExnessやTitanFX・AXIORYなどの日本でも有名な海外FX業者はThe Financial Commissionに加入しているので、20,000ユーロ(約300万円)までの資金は補償を受けることができます。
- Financial Commissionとは?
-
Financial Commissionとは、FX業者とトレーダー間の紛争解決を目的として設立された第三者機関のこと。
「信託保全が義務ではない」というのは確かなのですが、しっかり業者を選べば資金が返ってこないようなリスクはありませんよ!
出金拒否のリスクがある
海外FXはおすすめしないと言われる3つ目の理由は「出金拒否のリスクがある」ことです。
「せっかく海外FXで稼いでも出金できないリスクがある」という人は一定数います。たしかに、一部の悪質な海外FX業者は理由なく出金拒否をしたり資金を持ち逃げしたりしています。
一方で、全ての海外FX業者に出金拒否や利益没収などのリスクがあるわけではありません。
例えばXMTrading(エックスエム)やExness(エクスネス)は1,000万円以上の金額であっても問題なく出金でき、現在も高額入金をする多くのトレーダーに利用されています。
上の写真のように、XMTradingから合計4,000万円を出金しているトレーダーもいます。
「実績のない海外FX業者は使わない」「利用規約で禁止されている取引をしない」といったルールを守れば、海外FXで出金拒否されるリスクはほとんどありませんよ!
スプレッドが広い
海外FXはおすすめしないと言われる4つ目の理由は「スプレッドが広い」ことです。
事実として、国内FX業者と比べると海外FX業者のスプレッドは広めに設定されています。特に国内FXでスキャルピングをしていた方にとっては、海外FXはスプレッドの広さが気になるという方も多いでしょう。
海外FXのスプレッドが国内FXよりも広めに設定されているのには、以下のような理由があります。
- NDD方式はFX業者が自由にスプレッドを設定できないため。
- 高いレバレッジを提供しているため。
- ブローカーによってはボーナスを提供しているため。
例えば、ユーザー人気No.1のXMTrading(エックスエム)は「最大レバレッジ1,000倍」「13,000円分の口座開設ボーナス」「最大150万円分の入金ボーナス」など、海外FXでもトップクラスのサービスを提供しています。
そのため、スプレッドはどうしても国内FXよりも広めの設定になってしまいます。
スプレッドの狭さだけを優先するなら国内FXの方がおすすめです。ただ、多少のスプレッドの広さを許容できるのであれば、海外FXなら国内FXにはない多くのメリットを活かすことができますよ!
ハイレバレッジで大きな損失が発生する
海外FXはおすすめしないと言われる5つ目の理由は「ハイレバレッジで大きな損失が発生する」ことです。
日本では、投資家の資産を守るために金融庁が国内FXの最大レバレッジを25倍に設定しています。一方で海外FX業者はこの規制の影響を受けないため、最低でも200倍・ブローカーによっては21億倍(実質無制限)のハイレバレッジで取引することができます。
レバレッジがとても高いため「大きな損失が発生するリスクがあり危険」と考える人も多いです。しかし、ハイレバレッジにはハイレバレッジにしかないメリットもあります。
- 証拠金(元手)が少なくても取引を始めることができる。
- 小額からでも大きなリターンを狙うことができる。
- ゼロカットシステムを採用しているので追証を気にする必要がない。
レバレッジは「てこの原理」と同じ仕組みなので、レバレッジが高ければ高いほど小額の資金でもFXを始められます。
また、海外FX業者は国内FXでは禁止されている「ゼロカットシステム」を採用しているため、入金額以上の損失(追証)が発生することはありません。
「ハイレバレッジだから危険」というわけではなく、うまく活用すれば国内FXよりも低リスクで大きなリターンを狙うことができますよ!
利益にかかる税金が高い
所得の金額 | 所得税率 | 住民税率 | 合計の税率 |
---|---|---|---|
195万円以下 | 5% | 10% | 15% |
195~330万円以下 | 10% | 10% | 20% |
330~695万円以下 | 20% | 10% | 30% |
695~900万円以下 | 23% | 10% | 33% |
900~1,800万円以下 | 33% | 10% | 43% |
1,800~4,000万円以下 | 40% | 10% | 50% |
4,000万円以上 | 45% | 10% | 55% |
海外FXはおすすめしないと言われる6つ目の理由は「利益にかかる税金が高い」ことです。
国内FXと海外FXでは課税制度が異なります。
国内FXは一律20.315%の税率が適用される一方で、上の表のように海外FXは所得に応じて15%〜55%の税率が適用されます。つまり、海外FXで稼げば稼ぐほど税金が高くなる仕組みになっています。
一方で、海外FXの利益にかかる税金が国内FXを超えるのは、利益から経費を差し引いた年間の所得が330万円を超えたところからです。税金について考えるのは、海外FXで毎月30万円近くを稼げるようになってからでも遅くはありません。
また、会社を作って海外FXの法人口座を利用すれば節税することも可能なので、税金については極度に心配する必要はありませんよ!
なお、海外FXの税金については海外FXの税金まとめで解説しているので参考にしてみてください。
海外FXを国内FXと比較したときのメリット
「海外FXはおすすめしない」と言われることも多いですが、国内FX業者と比べると海外FX業者の方が優れている部分もあります。
実際に、海外FXを国内FXと比較したときのメリットは次の5つです。
それぞれ順番に見ていきましょう!
(海外FXのメリット・デメリットについては、別記事の「海外FXの注意点・メリット・デメリット」でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。)
取引の透明性が高い
まず1つ目のメリットは「取引の透明性が高い」ことです。
国内FX業者は「DD方式」という注文形態を取っており、仕組み上は間にFX業者のディーラーが入るためストップ狩りや約定拒否・リクオートが発生する可能性があります。。
一方で海外FX業者は「NDD方式」という注文形態を取っており、顧客から受けた注文を自動的にインターバンク市場の取引とマッチングしています。よって、FX業者のディーラーが取引に介在することはないため、レートを操作することもできません。
注文~約定までの透明性は、国内FX業者よりも海外FX業者のほうが高いと言えますよ!
レバレッジが高いため小額で取引できる
海外FX業者 | 最大レバレッジ |
---|---|
Exness | 無制限 |
XMTrading | 1,000倍 |
Vantage | 2,000倍 (※プレミアム口座のみ) |
FXGT | 5,000倍 (※オプティマス口座のみ) |
BigBoss | 2,222倍 (※デラックス口座のみ) |
easyMarkets | 2,000倍 (※MT5口座のみ) |
AXIORY | 2,000倍(※マックス口座のみ) |
ThreeTrader | 1,000倍 |
TitanFX | 500倍 |
続いて、2つ目のメリットは「レバレッジが高いため小額で取引できる」ことです。
国内FXは最大レバレッジが25倍である一方、海外FX業者では数百倍〜無制限(約21億倍)のレバレッジで取引できます。
例えば、1ロット(10万ドル)のポジションをもちたい場合、レバレッジ25倍の国内FXの場合は約60万円の証拠金が必要です。
一方で、例えばレバレッジ1,000倍の海外FX口座の場合、1ロット(10万ドル)のポジションをもつのに必要な証拠金は15,000円で済みます。
海外FXの方が小額の資金でFXを始められるため、FXに回せる資金があまり多くないという方には最適ですよ!
ゼロカットシステム採用で追証がない
続いて、3つ目のメリットは「ゼロカットシステム採用で追証がない」ことです。
国内FX業者は、金融庁の規制によりゼロカットシステムを採用することはできません。
- ゼロカットシステムとは?
-
ゼロカットシステムとは、相場が急激に変動して口座残高がマイナスになっても、そのマイナス分をゼロに戻してくれる仕組みのこと。
一方の海外FX業者はゼロカットシステムを採用しています。そのため入金額以上の損失が出ることはなく、追証(追加証拠金)も発生しません。
仮に相場が急変動してゼロカットが執行されずにマイナス残高になった場合でも、FX業者が口座残高をゼロに戻してくれます。
国内FX業者のように借金を負うリスクもないため、ハイレバレッジで小額から大きなリターンを狙うことができますよ!
ボーナスで無料体験することができる
海外FX業者 | 口座開設ボーナス |
---|---|
XMTrading | 13,000円分 |
Vantage | 15,000円分 |
FXGT | 20,000円分 |
easyMarkets | 8,000円分 |
Swift Trader | 15,000円分 |
BigBoss | 5,000円分 |
HFM | 3,000円分 |
XS.com | 1,500円分 |
Errante | 1,500円分 |
ThreeTrader | 10ドル分 |
MYFXMarkets | 5,000円分 |
IS6FX | 3,000円分 |
MiltonMarkets | 5,000円分 |
続いて、4つ目のメリットは「ボーナスで無料体験することができる」ことです。
海外FX業者のなかには、上の表のように口座開設ボーナスを提供しているところがあります。
口座開設ボーナスとは、海外FXで新規登録・口座開設することで誰でも無料で受け取ることのできるクレジット(証拠金)のことです。
口座開設ボーナスそのものを出金することはできませんが、口座開設ボーナスを使った取引で得た利益分は出金することができます。つまり、入金不要で海外FXを無料体験できるということです。
初めて海外FXを使うという方も、口座開設ボーナスを使えばリスク0で取引を始めることができますよ!
なお、海外FX業者のキャンペーンについては、海外FXの口座開設ボーナス比較で紹介しているので参考にしてみてください。
高機能な取引ツールであるMT4・MT5が使える
続いて、5つ目のメリットは「高機能な取引ツールであるMT4・MT5が使える」ことです。
国内FXは各業者がオリジナルの取引ツールを提供しています。一方で、世界ではMT4(MetaTrader4)やMT5(MetaTrader 5)といったツールでの取引が一般的です。海外FX業者ならどこもMT4・MT5に対応しており、世界基準の環境でトレードすることができます。
海外FX業者が提供しているMT4・MT5には、以下のような機能があります。
- インジケーターやオブジェクトによる細かいテクニカル分析。
- チャートを見ながらのワンクリック注文。
- 外部からインジケーターやEA(自動売買システム)のダウンロード。
- 指値注文・逆指値注文・トレーリングストップ。
MT4・MT5は初心者向けの基本的な機能から上級者向けの細かいテクニカル分析まで、幅広く対応しています。
複数の海外FX口座を利用する場合も取引ツールが変わらないため、新たに機能や使い方を覚える必要はありませんよ!
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない業者の特徴
海外FXには、国内FXにはないメリットもたくさんあります。
一方で、特に次の特徴に複数当てはまる海外FX業者は入金して取引するのは控えることをおすすめします。
それぞれ順番に見ていきましょう!
海外の信頼できる金融ライセンスを保有していない
金融ライセンス | 取得難易度 | 保有しているブローカー |
---|---|---|
イギリス金融行動監視機構 (FCA) | 最も難しい | XMグループ, Vantageグループ |
キプロス証券取引委員会 (CySEC) | とても難しい | Exnessグループ, XMグループ |
オーストラリア証券投資委員会 (ASIC) | とても難しい | easyMarketsなど |
モーリシャス金融サービス委員会 (FSC) | ふつう | Gemforexなど |
バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC) | ふつう | ThreeTraderなど |
英領バージン諸島金融サービス委員会 (FSC) | 簡単 | iForexなど |
セイシェル共和国金融庁 (FSA) | 簡単 | 日本向けのExnessやXM |
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない業者の特徴1つ目は「海外の信頼できる金融ライセンスを保有していない」ことです。
海外FX業者の保有している海外の金融ライセンスは、そのすべてが信頼できるわけではありません。「オフィスがない」「従業員を雇っていない」といった海外FX業者でも簡単に取得できる金融ライセンスもあります。
一方で、上の表のようにイギリスやキプロス・オーストラリアなどの金融庁のライセンスは取得が難しいです。
海外FXで口座開設する前には、必ずどこの国の金融ライセンスを持っているのか確認するようにしましょう!
オフィスを持っていない・ペーパーカンパニー
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない業者の特徴2つ目は「オフィスを持っていない・ペーパーカンパニー」であることです。
ペーパーカンパニーとは、登記のみされていて事業活動の実態がない会社のことです。海外でFXブローカーを立ち上げる場合、日本ほど厳しい審査が行われない国もあり、地域によってはペーパーカンパニーでも海外FX業者をはじめることができてしまいます。
実際のオフィスを持っていないということは、従業員を雇ったりオフィスを構えるほどの実績や資金を持っていない会社である可能性があります。
オフィスを持っているか判断する方法としては「公式サイトに記載されている住所を検索する」「現地のオフィスを訪問した人の口コミを見つける」などの方法があります。
なお、実際にVantage Media編集部はキプロス共和国にあるFXGTのグループ本社を訪問したことがあります。
また、Exnessのキプロス本社も実際に訪問しています。
海外FX業者を選ぶときは、ブローカーの安全性をしっかり確かめてから使うようにしましょう!
海外での運営実績がない
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない業者の特徴3つ目は「海外での運営実績がない」ことです。
すでに海外で多くのトレーダーに利用されていて、口コミの多いブローカーは信頼性・安全性ともに高いと言えます。
一方で、いっさい海外での実績がなく日本人トレーダーを集めているブローカーは危険です。海外で運営しているように見せかけて、実際は日本でのみ活動している悪質な海外FX業者もあります。
海外での運営実績がないFX業者に入金すると、最悪の場合そのまま持ち逃げされるリスクもあります。
海外FX業者を選ぶときは、FPAなどの口コミサイトも参考しながら海外での実績がどれくらいあるのか確認するようにしましょう!
日本人スタッフがいない・日本語対応していない
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない業者の特徴4つ目は「日本人スタッフがいない・日本語対応していない」ことです。
2022年に発表された国際決済銀行のデータによると、世界の外国為替取引額の地域別シェアで日本は4.4%で世界5位となっています。個人投資家の人数も多いため、多くのFX業者が日本人をターゲットに集客しています。
しかし、中には日本人スタッフがいなかったり、ホームページが日本語対応していないFX業者もあります。もちろん日本語対応が間に合っていない可能性もありますが、日本人を雇えない・日本語翻訳を任せられる人がいないといった背景がある可能性もあります。
実際のところ、有名な海外FX業者のほとんどは日本人トレーダーの受け入れ体制が整っています。特に初めて海外FX業者を使うなら、日本人からの人気の高いところを選ぶのが安全ですよ!
ネット・SNS上に評判や口コミが見つからない
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない業者の特徴5つ目は「ネット・SNS上に評判や口コミが見つからない」ことです。
長く運営している海外FX業者であれば、ポジティブな口コミもネガティブな口コミも必ずネットやSNS上で見つかります。
しかし、ほとんど口コミが見つからない場合はそもそも実績がないか、過去に詐欺的な行為をした海外FX業者が名前を変えて営業をしている可能性もあります。
悪質な海外FX業者を避けたい場合は、必ずネットやSNSで口コミを確認してから選ぶようにしましょう!
なお、私たちVantage Mediaがまとめている海外FX業者の評判・評価・レビューについては、海外FXの評判・評価一覧をご覧ください。
派手なキャンペーンが行われている
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない業者の特徴6つ目は「派手なキャンペーンが行われている」ことです。
海外FX業者のなかには「口座開設ボーナス」や「入金ボーナス」などのボーナスがもらえるキャンペーンを開催しているとことがあります。
一方で、例えば「200%入金ボーナス」や「300%入金ボーナス」などのあまりに派手なキャンペーンを行っている海外FX業者には注意が必要です。
なぜなら「入金すればその何倍ものボーナスがもらえる」とうたって入金を促すものの、実際には利益を出金せずに資金を持ち逃げする悪質な海外FX業者があるからです。
実際に、2022年~2023年にかけて派手なキャンペーンを開催していたGemforex(ゲムフォレックス)やHAST FOREX(ハスト・フォレックス)は、多くのトレーダーが資金を出金できず一方的にサービス停止となりました。
海外FX業者のボーナスキャンペーンはとても魅力的ですが、あまりに派手なものは出金拒否・利益没収などのリスクがあるので注意しましょう!
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない業者【2024年最新版】
海外FXでおすすめしない・使ってはいけない危険な業者について、2024年最新の情報を紹介します。
以下の4つの海外FX業者については、口座開設や入金・取引を控えることをおすすめします。
- Gemforex【サービス停止】
- HAST FOREX【サービス停止】
- BA Capital
- FX Fair
それぞれ順番に見ていきましょう。
Gemforex
Gemforex(ゲムフォレックス)では、2022年12月ころから大幅な出金遅延が発生しています。
2022年11月に「300%入金ボーナス」という例を見ない派手なキャンペーンを開催したところ、組織的な違反行為が見つかり、原因の調査と審査が長引いていることを理由に出金できない状態が続いています。
なかには、トレードの利益である合計59,000ドル・日本円にして約800万円が「手続き中」のまま出金されない状況となっている方もいます。
いまGemforexで口座開設しても利益分を出金することはできないため、事態が落ち着くまでは利用しないことをおすすめします。
HAST FOREX
HAST FOREX(ハストフォレックス)は、2022年4月に突如現れた海外FX業者です。
SNSのインフルエンサーを巻き込みながら「150%入金ボーナス」や「200%入金ボーナス」などの派手なキャンペーンを開催し、多くのトレーダーを集めていました。
しかし「不正取引グループによる被害が多数発覚した」ことを理由に2022年夏頃から出金が滞り始め、利益分はもちろん入金額さえ返ってこないという状況に陥っています。
当取引所の出金申請に関し昨今の不正取引グループによる被害が多数発覚致しました。
現在も取引履歴の再精査を行なっており出金にお時間を頂いておりますが、一部のお客様に別途追加書類の提出をお願いする場合がございます。非該当のお客様から出金を開始します。
HAST FOREXの公式Twitterより引用
何卒宜しくお願い申し上げます。
現在ではインフルエンサーによる訴訟も話題となっており、SNS上では大炎上を起こしている海外FX業者です。
HAST FOREXも口座開設したところで出金できないため、絶対に入金しないようにしましょう。
BA Capital
BA Capitalは、2023年4月頃から「口座内の資金で勝手に取引されて損をした」という口コミが急激に増えている海外FX業者です。
金爆EAを稼働停止してたのに勝手にポジ入れられて爆損させられたらしい
なぜかマイクロでやってたのにスタンダードロットで暴走オプチャの被害報告では総額1億越えとの噂も…
以前は入金先が個人名だったらしいが😂
出典:X(旧Twitter)
Twitterを中心に上記のような口コミ・注意喚起がたくさん見つかります。
もともと有名な海外FX業者ではなく、運営元やサービス内容などの信頼性については不明なところが多々あります。
真偽のほどはわかりませんが、上記のような口コミがある以上は利用するのは控えるようにしましょう。
FX Fair
FX Fair(旧FX Beyond)は、2023年4月ころから出金遅延の噂が立ち始めた海外FX業者です。
FX Fairのホワイトラベルとしてサービスを提供していた「Assassin FX」が、コピートレードで大規模な損失を発生させたことを発端としています。
「Assassin FX」による風評被害、さらにボーナスを利用した不正トレードの横行も重なり、現在では多くのトレーダーが出金できなくなっています。
FXFair完全終了のお知らせ😇 pic.twitter.com/MFC3hbenBl
— 海外FX調査兵団 (@wwfxinfo_tw) September 7, 2023
今後はFX Fairが保有している仮想通貨を分割出金するとしていますが、これは過去のGemforexと同じ流れを辿っています。
入金しても出金できなくなる可能性が高いため、絶対に利用するのはやめておきましょう。
安心・安全に取引できるおすすめ海外FX業者3選
海外FXはおすすめしない・危険だと言われる中で、日本人でも安心・安全に取引できるおすすめの海外FX業者を3つ紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう!
(海外FX初心者という方にもおすすめの業者は、「海外FX初心者の始め方ガイド」でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。)
XMTrading
口座開設ボーナス | 13,000円分 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド | 狭い |
安全性・信頼性 | 非常に高い |
公式サイト | ホームページを開く |
まず最初に紹介するおすすめの海外FX業者はXMTrading(エックスエム)です!
XMは現在もっとも日本人に利用されている海外FX業者で、人気は断トツのNo.1です。世界でも190ヶ国・1,000万人以上のトレーダーに利用されており、安全性や信頼性の高さも業界ではトップクラスです。
入出金に関するトラブルや悪い口コミは存在せず、初心者の方でも安心して利用することができます。
今なら13,000円分の口座開設ボーナスを受け取ることができるため、誰でも入金不要・リスク0でXMを無料体験することができます。
海外FX業者選びで迷ったら、まずはXMTradingから始めてみましょう!
- 12月31日までの期間限定で13,000円分の口座開設ボーナスがもらえる。
- 最大75,000円分の100%入金ボーナスがもらえる。
- 最大約140万円分の20%入金ボーナスがもらえる。
- XMロイヤルティプログラムのステータスが「ゴールド」からスタートする。
\ 13,000円分のトレード資金がもらえる! /
FXGT
口座開設ボーナス | 20,000円分 |
最大レバレッジ | 5,000倍 |
スプレッド | 広い |
安全性・信頼性 | 高い |
公式サイト | ホームページを開く |
続いて紹介するおすすめの海外FX業者はFXGT(エフエックスジーティー)です!
FXGTは2019年に設立されたばかりの新しい海外FX業者ですが、すでに10万人近くのユーザーを抱える急成長ブローカーです。実際に当サイトの運営者もFXGTのキプロス本社を訪れており、200名以上の従業員が働いていることを確認しています。
特に海外FXトップクラスのボーナスキャンペーンが特徴で、今なら20,000円分の口座開設ボーナスで入金不要で取引を始めることができます。
海外FX初心者という方にも非常に使いやすいブローカーなので、XMと合わせてFXGTでも口座開設しておくことをおすすめします!
- 新規登録で20,000円分の口座開設ボーナスがもらえる。
- 最大10万円分の100%入金ボーナスがもらえる。
- 最大約120万円分の25%入金ボーナスがもらえる。
- 25%入金ボーナスはリセットされるので何度でも受け取り可能!
\ 20,000円分のトレード資金がもらえる! /
AXIORY
口座開設ボーナス | なし |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
スプレッド | 非常に狭い |
安全性・信頼性 | 非常に高い |
公式サイト | ホームページを開く |
さいごに紹介するおすすめの海外FX業者はAXIORY(アキシオリー)です!
AXIORYは、2011年にベリーズで設立された老舗の海外FX業者です。特に狭いスプレッドが特徴で、多くのスキャルピングトレーダーに愛用されています。
スプレッドなどの取引コストを安く抑えるため、ボーナスがもらえるキャンペーンなどはほぼ開催しません。
入出金に関しては、これまでの10年を超える運営歴のなかで一切悪い評判や口コミがありません。
安全性の高さはもちろん、なるべく取引コストの安い海外FX業者で取引したいならAXIORYがおすすめですよ!
\ プロのスキャルピングトレーダー愛用! /
海外FXに関するよくある質問と回答
【まとめ】海外FXはおすすめしないと言われる理由
海外FXをおすすめしないと言われる理由について紹介してきました。
海外FXは日本の金融庁のライセンスを持っておらず、レバレッジも高いため危険だと思われがちです。しかし、海外FX業者すべてが危険で詐欺的なことをしているわけではありません。
初めて海外FX業者を利用する場合は安心・安全に取引できる海外FX業者も参考に、まずは日本人向けに実績がある・人気のあるブローカーを選ぶようにしましょう!
なお、海外FX業者選びで迷ったらXMTradingを利用してみてくださいね。
\ 13,000円分のトレード資金がもらえる! /
本記事は以上になります。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして。私は、VantageBitと言う海外のFX業者で取引をしていました。お金を引き出そうとした時に、まずは稼いだ利益の20%を先に払わされて、その後にシステムが不正な取引を検知したので、口座を凍結したので、保証金を払い口座を解凍しないと資金は引き出せないと言われています。海外の取引では、このような事が起こるのでしょうか?それとも、この業者が詐欺を行っているのでしょうか?何か分かる事があれば教えて頂きたいと思いメールしました。
コメントいただき誠にありがとうございます。
いただいた内容を見る限り、結論としては詐欺業者なのではと推察致します。
まず「VantageBit」というFX業者ですが、私たちVantageとは一切関係のない会社です。
(名前を似せることで信頼できるFX業者だと思ってもらうために、似た名前を使っているのではと思います。)
また、通常のFX業者で先に利益の20%を支払ったり、保証金が必要になったりすることは絶対にありえません。
私たちVantageのような海外FX業者であっても、このようなことは起こりえません。
今後としては、
・(さらなる被害を防ぐために)保証金は入金しない。
・返金の望みは薄いですが、弁護士等の専門家に相談する。
上記をご検討いただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。