XMTrading(エックスエム)では、スタンダード口座やマイクロ口座・KIWAMI極口座のほかに「ゼロ口座」を開設可能です。
ただし、ゼロ口座の取引条件やルールはスタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座と大きく異なります。
この記事では、失敗しないXMのゼロ口座の使い方をどこよりも詳しく解説します!
なお、XMの各口座タイプの違いを比較しながら見てみたいという方は、XMの口座タイプ徹底比較を参考にしてみてください。
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XMのゼロ(ZERO)口座のメリット・デメリット
- スタンダード口座よりもスプレッドがせまい
- 口座開設ボーナスで使い勝手を試せる
- 500円からトレードを始められる
- 往復10ドルの取引手数料がかかる
- 最大レバレッジが500倍に制限される
- CFD銘柄をトレードできない
まずはXMTrading(エックスエム)のゼロ口座のメリットとデメリットを見ておきましょう。
まずはゼロ口座のメリットから、順番に解説します!
ゼロ口座のメリット
XMのゼロ口座を利用するメリットは、大きく上の3つです。
それぞれの内容について、順番に見ていきましょう。
スタンダード口座よりもスプレッドがせまい
まず1つ目のメリットは「スタンダード口座よりもスプレッドが狭いこと」です。スプレッドの狭さは、ゼロ口座の最大の特徴だと言えるでしょう!
例えば日本人の方が最も多くトレードする米ドル円の場合、XMのスタンダード口座の平均スプレッドは1.6pipsに対し、ゼロ口座の平均スプレッドは0.1pipsです。
通貨ペア | スタンダード口座 | ゼロ口座(手数料を含まない) |
---|---|---|
USD/JPY | 1.6 pips | 0.1 pips |
EUR/JPY | 2.3 pips | 0.4 pips |
EUR/USD | 1.7 pips | 0.1 pips |
ゼロ口座は、スプレッドとは別に1ロットあたり10ドル(1pips)の取引手数料がかかります。ただ、それでもスタンダード口座よりは狭いスプレッドで取引することができますよ!
口座開設ボーナスで使い勝手を試せる
XMのゼロ口座は、新規で口座開設すると13,000円分のボーナスが証拠金としてもらえます。
この13,000円分のボーナスを利用すれば、ゼロ口座の使い勝手をリスク0で試すことができます。
他の海外FX業者の場合、XMのゼロ口座と同じスペックの口座だとボーナスは受け取れないため、XMならではの特徴だと言えるでしょう。
500円からトレードを始めることができる
XMのゼロ口座は、最低入金額が500円に設定されています。
例えば、XMのゼロ口座と同じスペックのTitanFXの「ブレード口座」は、最低入金額が200ドル相当(約26,000円)と高めに設定されています。
他社と比べてもワンコインという小額で狭いスプレッドの口座を使えるのは、XMのゼロ口座を利用する大きなメリットですよ!
ゼロ口座のデメリット
様々なメリットがあるXMのゼロ口座ですが、デメリットもあります。ゼロ口座の主なデメリットは、上記の3つです。
それぞれ順番に見ていきましょう!
往復10ドルの取引手数料(外付け手数料)がかかる
ゼロ口座のスプレッドは、スタンダード口座やマイクロ口座と比べるとかなり狭く設定されています。
一方でゼロ口座は、スプレッドが狭い代わりに往復10ドルの取引手数料(外付け手数料)がかかります。他社と比べても、このXMの取引手数料は高めに設定されています。
手数料を抑えるためには、昨年新たにリリースされた手数料無料で取引できるXMのKIWAMI極口座がおすすめですよ!
最大レバレッジが500倍に制限される
XMのスタンダード口座やマイクロ口座・KIWAMI極口座は、最大レバレッジが1,000倍です。
一方で、ゼロ口座の最大レバレッジは500倍に制限されています。
そのため、同じ10万通貨で取引できるスタンダード口座に比べると、より多くの証拠金を入金する必要があります。
CFD銘柄をトレードできない
ゼロ口座は、スタンダード口座やマイクロ口座・KIWAMI極口座に比べるとトレードできる通貨ペアが少ないです。
FX通貨ペアとゴールドやシルバーなどの貴金属はトレードできますが、仮想通貨や株価指数などのCFD銘柄をトレードすることはできません。
- 株価指数:日経平均株価やNYダウなど
- コモディティ:小麦や大豆などの商品
- エネルギー:原油やガスなど
- 仮想通貨:ビットコインやイーサリアムなど
上記の銘柄は、ゼロ口座ではトレードすることができません。
為替をメインに取引するトレーダーには関係がありませんが、銘柄数という選択肢に制限があることは、ゼロ口座のデメリットの1つと言えますね。
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XMのゼロ(ZERO)口座の通貨ペアとスプレッド一覧【手数料あり】
XMTradingのゼロ(ZERO)口座で取引できる通貨ペアと、それぞれのスプレッドを一覧でご紹介します。
スタンダード口座との違いも解説するので、実際にゼロ口座でトレードを始める前に確認しておいてください!
ゼロ(ZERO)口座の通貨ペアとスプレッド一覧
ゼロ(ZERO)口座で取引できる通貨ペアと、スプレッド一覧は下の表のとおりです。
なお「10ドルの取引手数料」は1pipsに相当するため、「実質スプレッド」にはこの1pipsの外付け手数料を加味したスプレッドの広さを記載しています。
通貨ペア | 平均スプレッド (pips) | 取引手数料 (pips) | 実質スプレッド (pips) |
---|---|---|---|
AUDCAD | 1 | 1 | 2 |
AUDCHF | 1.1 | 1 | 2.1 |
AUDJPY | 1.2 | 1 | 2.2 |
AUDNZD | 1.7 | 1 | 2.7 |
AUDUSD | 0.4 | 1 | 1.4 |
CADCHF | 1.9 | 1 | 2.9 |
CADJPY | 1.4 | 1 | 2.4 |
CHFJPY | 1.1 | 1 | 2.1 |
CHFSGD | 23.5 | 1 | 24.5 |
EURAUD | 0.9 | 1 | 1.9 |
EURCAD | 0.9 | 1 | 1.9 |
EURCHF | 0.9 | 1 | 1.9 |
EURDKK | 21.5 | 1 | 22.5 |
EURGBP | 0.3 | 1 | 1.3 |
EURHKD | 20 | 1 | 21 |
EURHUF | 49 | 1 | 50 |
EURJPY | 0.6 | 1 | 1.6 |
EURNOK | 116 | 1 | 117 |
EURNZD | 2.7 | 1 | 3.7 |
EURPLN | 50 | 1 | 51 |
EURRUB | 364 | 1 | 365 |
EURSEK | 76 | 1 | 77 |
EURSGD | 9 | 1 | 10 |
EURTRY | 170 | 1 | 171 |
EURUSD | 0.1 | 1 | 1.1 |
EURZAR | 201 | 1 | 202 |
GBPAUD | 2 | 1 | 3 |
GBPCAD | 2.2 | 1 | 3.2 |
GBPCHF | 2 | 1 | 3 |
GBPDKK | 88.5 | 1 | 89.5 |
GBPJPY | 1.2 | 1 | 2.2 |
GBPNOK | 173 | 1 | 174 |
GBPNZD | 3.6 | 1 | 4.6 |
GBPSEK | 105 | 1 | 106 |
GBPSGD | 14 | 1 | 15 |
GBPUSD | 0.3 | 1 | 1.3 |
NZDCAD | 1.9 | 1 | 2.9 |
NZDCHF | 2.7 | 1 | 3.7 |
NZDJPY | 2 | 1 | 3 |
NZDSGD | 20 | 1 | 21 |
NZDUSD | 1 | 1 | 2 |
SGDJPY | 14.3 | 1 | 15.3 |
USDCAD | 0.5 | 1 | 1.5 |
USDCHF | 0.4 | 1 | 1.4 |
USDDKK | 12 | 1 | 13 |
USDHKD | 1.3 | 1 | 2.3 |
USDHUF | 40 | 1 | 41 |
USDJPY | 0.1 | 1 | 1.1 |
USDMXN | 166 | 1 | 167 |
USDNOK | 96 | 1 | 97 |
USDPLN | 31.9 | 1 | 32.9 |
USDRUB | 306 | 1 | 307 |
USDSEK | 65 | 1 | 66 |
USDSGD | 15 | 1 | 16 |
USDTRY | 210 | 1 | 211 |
USDZAR | 11.7 | 1 | 12.7 |
GOLD | 2.1 | 1 | 3.1 |
SILVER | 0.2 | 1 | 1.2 |
XMのゼロ口座でトレードできるのは、合計で58種類の通貨ペアです。
ゼロ(ZERO)口座のスプレッドをスタンダード口座と比較
通貨ペア | スタンダード口座 | ゼロ口座(手数料込み) |
---|---|---|
USDJPY | 1.6 pips | 1.1 pips |
EURJPY | 2.3 pips | 1.6 pips |
EURUSD | 1.7 pips | 1.1 pips |
ゼロ口座の主要3通貨ペアの平均スプレッドを、同じXMのスタンダード口座と比較してみたのが上の表になります。
ゼロ口座の方が、スタンダード口座に比べて0.5~0.7pipsほどスプレッドが狭いことがわかりますね。
特にスプレッドを重要視している方にとっては、使うべきは間違いなくゼロ口座です。スプレッドについてより詳しく知りたい方は、XMのスプレッドを徹底解説も参考にしてみてください!
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XMのゼロ(ZERO)口座をおすすめできる人
XMTrading(エックスエム)で口座開設するときに、どの口座タイプを選んだらいいか分からないという方もいるでしょう。
ここからはどんな人にゼロ口座がおすすめなのか、具体的な例を2つご紹介します!
スキャルピングトレーダーにはゼロ口座がおすすめ
まず最初にゼロ口座をおすすめできるのは「スキャルピングトレーダー」です。
XMのゼロ口座は、取引するごとに外付けの手数料はかかりますが、それでもスタンダード口座やマイクロ口座を使うよりもスプレッドは狭いです。
特にスキャルピングトレーダーは、手数料に当たるスプレッドが命です。取引回数が多い方は、手数料で損しないためにも絶対にゼロ口座を利用するようにしましょう!
なお、XMのスキャルピング取引についてはXMのスキャルピングのやり方と手法で解説しています。実際に使える手法も紹介しているので、気になる方は続けて読んでみてください。
自己資金でトレードできる人にもゼロ口座がおすすめ
XMのゼロ口座は、ボーナスの対象外となっています。また、スタンダード口座やマイクロ口座に比べるとレバレッジにも500倍という制限があります。
つまり、ある程度自己資金がある方でないとゼロ口座では取引することができません。
自己資金にリスクをかけてでも、スプレッドが狭いより良い環境でトレードしたい方にはゼロ口座が最もおすすめですよ!
なお、XMのゼロ口座を開設する方法と手順については、XMのゼロ口座開設手順で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
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XMのゼロ(ZERO)口座の開設方法と手順
XMTrading(エックスエム)のゼロ口座を開設する方法と手順を紹介します。
ゼロ口座の開設方法と手順は次のとおりです!
XMTradingプロフィールを作成する
居住国 | 現在お住まいの国を選択します。 |
---|---|
お客様の口座はこちらのブランドにて開設されます | 「Tradexfin Limited – 規制期間はFSA SD010」のままで問題ありません。 |
Eメール | 有効なメールアドレスを入力します。 |
パスワード | 会員マイページのログインに必要となるパスワードを入力します。 |
まずはXMの新規登録ページを開き、XMTradingプロフィールを作成しましょう!
なお、XMTradingプロフィールを作成すると、自動でスタンダード口座が開設されます。
口座認証を行う
XMTradingプロフィールの作成が完了したら、続いて口座認証を行いましょう。認証を行うことで入金して取引を始めることができます。
XMの会員マイページにログインすると上の写真のような画面が表示されるので、「今すぐ認証」から個人情報・投資家プロフィールの入力、本人確認書類のアップロードまでを済ませましょう。
会員マイページでゼロ口座を追加開設する
XMの会員マイページの「口座の概要」には、自動で開設されたスタンダード口座がありますが、ゼロ口座は追加口座として開設する必要があります。
スタンダード口座の横にある「追加口座開設」を押しましょう!
口座タイプでゼロ口座を選択する
「取引口座の設定」画面が開いたら、上の写真のように口座タイプで「Zero」を選択しましょう。
口座タイプのほかレバレッジや基本通貨を選択し、次の画面でパスワードを入力して「完了」を押します。
ゼロ口座の開設完了!
上の写真のように右上に「Zero」という表示が出ていれば、ゼロ口座の開設は完了ですよ!
ゼロ口座は以上の流れで開設することができます。
5分もあれば完了するので、今すぐにXMの公式ホームページでゼロ口座を開設してみてくださいね!
XMのリアル口座の開設方法についてはXMの口座開設方法と手順でも詳しく紹介しています。ゼロ口座でトレードを始めるまでの手順を知りたい方は参考にしてみてください。
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XMのゼロ(ZERO)口座の注意点
XMTrading(エックスエム)のゼロ口座を使う上で、いくつか注意点があります。
- 入金ボーナス・XMポイントがもらえない
- ゼロ口座に資金移動するとボーナスがリセットされる
- 通貨ペアのシンボル表記が異なる
- ゼロ口座の取引手数料は経費にならない
あとから「知らなかった!」とならないように、次の4点については必ず覚えておくようにしましょう!
入金ボーナス・XMポイントがもらえない
まず最初の注意点は「入金ボーナス・XMPがもらえない」ことです。
XMのボーナスキャンペーンとしては、次の3つが有名です。
- XMの新規口座開設ボーナス13,000円分
- XMの入金ボーナス約150万円分
- XMポイント (ロイヤルティプログラム)で還元されるボーナス
このうち、13,000円分の新規口座開設ボーナスはゼロ口座でも受け取ることができます。
一方で、約150万円分の入金ボーナスと取引ごとにもらえるXMポイントは、ゼロ口座の対象外となっています。つまり、最初にもらえる13,000円分のボーナスを除けば、基本的にすべて自己資金でトレードする必要があります。
ボーナスでの取引をメインにしたい方は、ゼロ口座ではなくスタンダード口座かマイクロ口座を利用するようにしましょう!
ゼロ口座に資金移動するとボーナスがリセットされる
スタンダード口座やマイクロ口座の残高を、ゼロ口座に移動させたいという方もいるでしょう。
もちろん、資金を移動させることは可能です。しかし、ボーナスをゼロ口座に移動させることはできません。
また、ゼロ口座に資金移動をすると、もともとスタンダード口座やマイクロ口座に反映されていたボーナスが0にリセットされてしまいます。これは、すでに紹介したようにゼロ口座がボーナスの対象外だからです。
知らずにゼロ口座に資金移動すると、ボーナスがなくなってしまうので注意が必要ですよ!
通貨ペアのシンボル表記が異なる
ゼロ口座は、MT4やMT5などで表示されるシンボルが、スタンダード口座やマイクロ口座とは異なります。
シンボルとは、通貨ペアの表示名のことです。例えばドル円の場合、口座タイプごとのシンボル表記は次のとおりです。
口座タイプ | シンボル表記 |
---|---|
スタンダード口座 | USDJPY |
マイクロ口座 | USDJPYmicro |
KIWAMI極口座 | USDJPY# |
ゼロ口座 | USDJPY. |
上記のように、ゼロ口座で取引できるのは通貨ペアの末尾にピリオドがついているものだけです。
MT4やMT5をダウンロードしたものの、「ゼロ口座で取引できない!」という方の多くは選択するシンボルを間違えています。
取引プラットフォームをダウンロードしたら、シンボルには注意して準備を進めましょうね!
ゼロ口座の取引手数料は経費にならない
XMのゼロ口座で発生する取引手数料を、経費で落としたいと思っている方も多いです。
しかし、残念ながらゼロ口座の取引手数料は経費で落とすことはできません。
なぜなら、MT4やMT5の残高に表示される損益はすでに取引手数料が引かれた金額だからです。そこからさらに取引手数料を引いてしまうと、経費の二重計上として脱税になってしまいます。
確定申告など、税金の計算をするときは注意してください!
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XMのゼロ(ZERO)口座に関するよくある質問
【まとめ】XMのゼロ(ZERO)口座を完全解説
XMTrading(エックスエム)のゼロ口座について紹介してきました。
ゼロ口座は取引手数料こそかかるものの、スタンダード口座やマイクロ口座に比べればコストは安く済みます。
特にスタンダード口座である程度結果出たら、なるべく早めにスプレッドの狭いゼロ口座に乗り換えるようにしましょう!
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本記事は以上になります。
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