XMTrading(エックスエム)を使ってスキャルピングトレードを始めようと考えている方は多いです。
一方で「XMはスキャルピングには向いてない」「XMでスキャルピングは稼げない」といった声が一定数あるのも事実です。
本記事では、XMTradingのスキャルピングのルールから向かない・難しいと言われる真実、さらに今から使えるXMのスキャルピング手法まで詳しく解説します!
なお、まだXMで口座開設したことがない方はXMの口座開設方法を参考にしてみてください。最短30分ほどで、XMのリアル口座を使ってスキャルピングトレードを始めることができますよ!
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XMでスキャルピングは禁止?取引ルールまとめ
XMTrading(エックスエム)でスキャルピング取引は禁止されているのかなど、XMが定めているルールについて見ておきましょう!
それぞれ順番に解説します。
XMはスキャルピングを禁止していない
XMはホームページでスキャルピングを公式に許可しており、禁止していません。
上の写真のように、XMのヘルプセンターに「いずれの口座タイプでもスキャルピングを行っていただけます。」と記載されています。
規約違反でもないので、XMでスキャルピングをしても口座凍結や出金拒否の心配はありません。また、ポジションの最低保有時間や最小ポジション数などの制限もありません。
サーバー負荷の問題などでスキャルピングを禁止しているブローカーもあるなか、XMなら自由にスキャルピング取引ができますよ!
EA (自動売買システム) を使ったスキャルピングも可能
XMでは、EA(自動売買システム)を使ったスキャルピング取引も認められています。
裁量でのスキャルピングは認めていても、EA(自動売買システム)を使ったスキャルピングは禁止しているブローカーも多いです。ただし、XMでは禁止されていません。
スキャルピングEAの利用を考えている方にとっては、非常にありがたいですよね!
EAを複数口座で利用するときは注意が必要
XMでEA(自動売買システム)を稼働させることは何ら問題ありません。ただし、複数口座でEAを稼働させる場合は注意が必要です。
なぜなら、後述するようにXMが「複数口座間での両建て」を禁止しており、EAのロジックによっては両建てとみなされて規約違反扱いになるからです。
もし複数口座でスキャルピングEAを稼働させる場合は、両建てにならないようなロジックの組み方が必要です。
XMが禁止している取引一覧
XMは利用規約で禁止している取引方法がいくつかあります。
特に覚えておきたいのは、次の7つの取引です。
- 複数口座間(別口座間)での両建て取引
- 他社口座を使った両建て(ヘッジ)取引
- 複数人のグループで行う両建て取引
- 窓埋めのみを狙った取引
- 経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレード
- アービトラージ(裁定取引)
- 接続・サーバー・レートエラー時の取引
たしかにXMはスキャルピングを認めています。しかし、複数口座間で両建てのスキャルピングトレードをしたり、窓埋めをのみを狙ってスキャルピングをすると利用規約違反になります。
規約違反をしてしまうと、口座凍結や出金拒否によって利益が出金できなくなってしまうので気をつけましょう!
なお、XMで禁止されている取引についてはXMの禁止事項・利用規約違反となる取引で解説しているので参考にしてみてください。
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XMがスキャルピングに向かない・難しい理由
XMTrading(エックスエム)がスキャルピングに向かない、また難しいと感じるトレーダーが多い原因について解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう!
【前提】スキャルピングはスプレッドの狭さが重要
XMがスキャルピングに向かない・難しいと言われる最大の理由は「スプレッド」にあります。
スキャルピングはトレード回数が多いので、取引ごとに必ず発生するスプレッドが最終的な利益額を大きく左右します。
つまり、スキャルピングではスプレッドの狭さが何よりも重要だということです!
通貨ペア | XMTrading | ThreeTrader | Vantage |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6 pips | 0.5 pips | 1.1 pips |
EUR/JPY | 2.3 pips | 0.8 pips | 1.9 pips |
GBP/JPY | 3.6 pips | 1.3 pips | 2.0 pips |
AUD/JPY | 3.3 pips | 0.7 pips | 2.1 pips |
EUR/USD | 1.7 pips | 0.7 pips | 1.0 pips |
GBP/USD | 2.1 pips | 0.9 pips | 1.2 pips |
AUD/USD | 1.8 pips | 0.7 pips | 1.4 pips |
上の表は、スキャルピングトレーダーに人気が高いThreeTraderとExnessの各通貨ペアの平均スプレッドを、XMのスタンダード口座と比較したものです。
表からわかるように、XMのすべての通貨ペアのスプレッドはThreeTraderやExnessよりも広いです。
どうしても他社と比べるとXMのスプレッドは狭いとは言えないため、XMはスキャルピングに向かない・難しいと言われています。
なお、XMの全通貨ペアのスプレッドについてはXMのスプレッド一覧で紹介しているので、気になる方は確認してみてください。
スタンダード口座・マイクロ口座はボーナスがメインの口座
では、なぜXMのスプレッドは広く設定されているのでしょうか?
XMには3つの口座タイプが用意されているのですが、なかでもスタンダード口座やマイクロ口座は「ボーナスキャンペーン」がメインの口座タイプです。
ボーナスを利用すれば、資金が少なくてもハイレバで大きなリターンを得ることが可能です。
一方でスタンダード口座やマイクロ口座は、豪華なボーナスを元手にして取引できる代わりに、手数料となるスプレッドが広めに設定されているという背景があるのです。
もちろん、スタンダード口座やゼロ口座でスキャルピングができないわけではありません。ただし、なかなか利益が乗りづらいことは覚悟しておく必要がありますよ!
ZERO(ゼロ)口座のスプレッドは狭いが手数料がかかる
では、XMが提供しているスプレッドが狭いZERO(ゼロ)口座は、スキャルピングに向いているのでしょうか?
結論、スタンダード口座やマイクロ口座に比べれば、ゼロ口座は間違いなくスキャルピングに向いています。なぜなら、スタンダード口座やマイクロ口座よりも圧倒的にスプレッドが狭いからです。
一方で、ゼロ口座はスプレッドが狭い代わりに、1ロットの取引あたり10ドル(=1pips)の手数料がかかります。
他社と比べるとこの取引手数料は高めなのですが、これを考慮してもスタンダード口座やマイクロ口座よりもスプレッドは狭く、スキャルピング向きと言えますよ!
なお、XMのゼロ口座の特徴についてはXMのゼロ(ZERO)口座を完全解説で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ゼロ口座よりもさらに取引コストの安いKIWAMI極口座が登場
XMは、2022年10月にKIWAMI極口座という新しい口座タイプをリリースしました。
KIWAMI極口座のスプレッドはゼロ口座よりも広いですが、取引手数料がかからないためトータルの取引コストはゼロ口座よりも安くなります。
現在、XMでスキャルピングをするならKIWAMI極口座がもっとも最適ですよ!
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XMのスキャルピングにおすすめの口座と手法
XMTrading(エックスエム)でスキャルピングをするのにおすすめの口座タイプと、今すぐ使える実践的なトレード手法を紹介します!
それぞれ順番に見ていきましょう。
XMでスキャルピングするならKIWAMI極口座がおすすめ
結論、XMでスキャルピングをするならやはりKIWAMI極口座が1番おすすめです!
なぜなら、XMが提供している全口座タイプのなかで最も取引コストが安いからです。
実際に、各口座タイプ別の平均スプレッドは次の表のとおりです。
通貨ペア | スタンダード口座 マイクロ口座 | ゼロ口座 (手数料込) | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6 pips | 1.1 pips | 0.7 pips |
EUR/JPY | 2.3 pips | 1.4 pips | 1.2 pips |
GBP/JPY | 3.6 pips | 2.2 pips | 1.4 pips |
AUD/JPY | 3.3 pips | 2.2 pips | 1.3 pips |
EUR/USD | 1.7 pips | 1.1 pips | 0.7 pips |
GBP/USD | 2.1 pips | 1.2 pips | 0.7 pips |
AUD/USD | 1.8 pips | 2.2 pips | 0.9 pips |
上の表のとおり、KIWAMI極口座のスプレッドの狭さは他の口座タイプと比べると圧倒的です。
もしXMでスキャルピングをするなら、必ず取引コストの安いKIWAMI極口座を利用するようにしましょう!
なお、スキャルピングにおすすめの口座は海外FXスキャルピング比較でも紹介しているので参考にしてみてください。
KIWAMI極口座は「ECN方式」を採用している
XMのKIWAMI極口座がスキャルピングに向いている理由を簡単に紹介しておきます。
XMのKIWAMI極口座は、スキャルピングに最適な「ECN方式」という注文方法を採用しています。「ECN方式」の特徴は、透明性の高さと約定スピードの速さ、そしてスプレッドの狭さです。
ECN方式とは、簡単に説明するとトレーダー同士で注文を成立させる方法です。FX業者が仲介しないので、ECN方式は約定スピードが速く、そして手数料も安く済むという背景があります。
おすすめのスキャルピング手法
XMでスキャルピングをするなら、おすすめの手法があります。
それは「キリ番付近だけを狙ったスキャルピング手法」です!
下の写真は、ある日のポンド円に50pipsごとのキリ番(.500と.000)にラインを引いたチャートになります。
チャートを見るとわかるように、レートがキリ番付近で分かりやすく反発していますよね?
キリ番は名前のとおり「キリのいい数字」なので、日本をはじめ世界のトレーダーが注目しています。そのため、レートも素直に反発してくれることが多いです。
スキャルピングをするなら、このキリ番付近だけを徹底的に狙っていくという手法がおすすめです!
- .500や.000などのキリ番レートだけを狙う。
- .500のキリ番に比べて.000の方が素直に反発することが多い。
- 特に.000のファーストタッチ(直近で初めて.000に到達したとき)は狙い目。
- 損切りは「.000を超えたら」など、分かりやすく且つタイトに設定できる。
- キリ番付近の値動きをよく研究すると、通貨ペアごとのクセが分かってくる。
XMでスキャルピング取引をするときのポイントは、上記のとおりです。
キリ番を狙えばスプレッドが広くても損失は浅くて済むので、ぜひゼロ口座を使って取引してみてくださいね!
なお、キリ番が効きやすくスキャルピングがしやすいドル円の取引条件については、XMのドル円取引を徹底解説で詳しく解説しています。スプレッドや取引手数料の他社比較もあるので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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XMでスキャルピングをするときの注意点
XMTrading(エックスエム)でスキャルピングをするときの注意点を解説します。
具体的には、次の3つです。
それぞれ順番に見ていきましょう!
ゼロ口座は取引条件に制限がある
XMでスキャルピングをするときの注意点、1つ目は「ゼロ口座は取引条件に制限がある」ことです。
ゼロ口座はスプレッドが狭い分、スタンダード口座やマイクロ口座と比べると取引条件に制限がかかっています。
- 最大レバレッジが500倍(スタンダード口座とマイクロ口座は1,000倍)。
- 入金ボーナスやXMポイントがもらえない。
- CFD銘柄など、取引できる商品数が少ない。
上記のとおりです。
特に勘違いが多いのが、ゼロ口座はボーナスの対象外であることです。スタンダード口座やマイクロ口座からゼロ口座に資金移動すると、ボーナスがすべて消滅してしまうので注意が必要です。
ゼロ口座では、全額自己資金でスキャルピングをしないといけませんよ!
スキャルピングではXMポイントは貯まらない
続いて、XMでスキャルピングをするときの注意点2つ目は「スキャルピングではXMポイントは貯まらない」ことです。
XMは、口座開設者全員が自動で参加することができる「XMロイヤルティプログラム」を用意しています。このロイヤルティプログラムで貯まるのが「XMポイント」で、ポイントはボーナスや現金と交換することができます。
注意点として、スキャルピングトレードではXMポイントが貯まりません。なぜなら、XMポイントの加算条件が「10分以上ポジションを保有すること」と決まっているからです。
また、ゼロ口座やKIWAMI極口座もロイヤルティプログラムの対象外となっているので覚えておきましょう!
なお、XMのロイヤルティプログラムやポイント制度については、XMポイント(XMP)の貯め方と使い方で詳しく解説しています。ポイントを貯めてお得にトレードしたい方は参考にしてみてください。
スキャルピングをするなら他社口座も検討する
さいごに、XMでスキャルピングをするときの注意点3つ目は「スキャルピングをするなら他社口座も検討する」ことです。
FXでは、稼ぐことが大切です。そして、スキャルピングで稼ぐためにはスプレッドが狭い有利な環境でトレードすることが必須です。
実際のところ、他社と比べるとXMのゼロ口座であってもスプレッドが狭いとは言えません。そのため、スキャルピングで本気で稼ぎたいなら、XM以外の海外FX口座も検討することをおすすめします。
海外FX業者 | 特徴 |
---|---|
ThreeTrader (スリートレーダー) | 2021年に日本に上陸したばかりのスプレッド最狭ブローカー。口座を乗り換えるトレーダーが続出中。 |
Exness (エクスネス) | 無制限の最大レバレッジとロスカット水準0%が特徴。多くのプロトレーダーが愛用する海外FX業者。 |
Vantage (ヴァンテージ) | 世界トップクラスの取引量をもつFX業者。RAW ECN口座は狭いスプレッドが特徴でありながらボーナスも対象。 |
スプレッドが狭く、スキャルピングにおすすめの海外FX業者は上の3つです。
特にThreeTrader (スリートレーダー)のRawゼロ口座は、現在海外FX業者のなかでもっともスプレッドが狭い口座です。
「どうしてもXMじゃないといけない」という理由がなければ、スキャルピング用として口座開設してみてくださいね!
なお、スキャルピングトレードにおすすめの口座については、海外FXスキャルピング比較でも紹介しているので参考にしてみてください。
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XMのスキャルピング取引に関するよくある質問
【まとめ】XMのスキャルピング取引を徹底解説
XMTrading(エックスエム)のスキャルピング取引を徹底解説してきました。
XMはスキャルピングを禁止していません。もしスキャルピング取引をするなら、必ずKIWAMI極口座を利用するようにしましょう。
特におすすめは、キリ番を利用したスキャルピングトレードですよ!
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本記事は以上になります。
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