XMTrading(エックスエム)には、利用規約で禁止されている取引方法がいくつかあります。
この禁止事項を知らずにXMでトレードすると、口座凍結や出金拒否などのペナルティーを受けてしまいます。
そこでこの記事では、利用規約違反とならないように必ず知っておくべきXMの取引ルールをまとめて紹介します!
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XMの禁止事項・利用規約違反となる取引ルール
- 複数口座間(別口座間)での両建て取引
- 他社口座を使った両建て(ヘッジ)取引
- 複数人のグループで行う両建て取引
- 窓埋めのみを狙った取引
- 経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレード
- アービトラージ(裁定取引)
- 接続・サーバー・レートエラー時の取引
- ボーナスの不正取得・不正利用
- 自己アフィリエイトによる取引
XMTrading(エックスエム)の利用規約では、上記の9点が禁止されています。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
複数口座間(別口座間)での両建て取引
1つ目は、XMの複数口座間(別口座間)での両建て取引です。
XMは1つのアカウントにつき最大8口座まで開設できますが、複数口座を使って両建てをすると利用規約違反になります。
例えば、XMで口座Aと口座Bの2つを開設したとしましょう。
- 口座Aではドル円の買いポジションを保有
- 口座Bではドル円の売りポジションを保有
上記のように、口座Aと口座Bで反対のポジションを持つ場合、規約違反の両建て取引に該当してしまいます。
両建ては同一口座・同一通貨ペアのみ認められているので、複数口座を使ったXMの両建てはやらないようにしましょう!
他社口座を使った両建て(ヘッジ)取引
2つ目は、他社口座を使った両建て(ヘッジ)取引です。
XM以外にもたくさんの海外FX業者がありますが、複数の業者を利用した両建ては禁止されています。
例えば、XMとFXGTそれぞれで口座を開設したとします。
- XMではドル円の買いポジションを保有
- FXGTではドル円の売りポジションを保有
上記のような両建て取引はXMの利用規約で禁止されているため、複数の海外FX業者を利用する予定がある場合は気をつけましょう。
複数人のグループで行う両建て取引
3つ目は、複数人のグループで行う両建て取引です。
口座名義人以外の友人や家族と協力して両建てを行う取引方法が該当します。
自分と友人がそれぞれ口座を開設して取引を行う場合をイメージしてください。
- 自分はドル円の買いポジションを保有
- 友人はドル円の売りポジションを保有
XM側は協力して取引していることはわかるはずがないと思う方も多いかもしれません。
確かに最初はバレないかもしれませんが、繰り返し両建てをしていると取引履歴から怪しまれて罰則の対象となるので注意しましょう。
窓埋めのみを狙った取引
4つ目は、窓埋めのみを狙った取引です。
為替相場には週明けに前週との価格に乖離である「窓」が生じる場合があります。
その窓は、週明け後に埋めにいく傾向にありますが、その窓埋めのみを狙った利益を得ようとした取引は禁止されており、利用規約違反となります。
結果的に窓埋めを狙っていたなら問題ないですが、何度も繰り返していると何かしらのペナルティが生じるので注意しましょう。
経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレード
5つ目は、経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレードです。
XMではゼロカットシステムを採用しているためトレーダーに追証は発生せず、その分を業者側が補てんします。
経済指標発表時は価格が大きく動くためハイレバで取引すれば、大きな利益を出すチャンスでる反面、大きな損失を抱える危険性でもあります。
多くのトレーダーが損失をした場合、その損失を補填する業者の負担を減らすために、禁止していることを理解しましょう。
アービトラージ(裁定取引)
6つ目は、アービトラージ(裁定取引)です。
アービトラージ(裁定取引)とは、同じ価格の通貨に一時的に価格差が生じたタイミングで、その価格差を利用して利益を出そうとする取引です。
価格差が生じた場合は確実に利益を得ることができるため、XMに限らず多くのFX業者が禁止しています。
最近ではAIを使ってアービトラージ(裁定取引)をする人も増えていますが、すぐにバレて重いペナルティの対象となるので注意しましょう。
接続・サーバー・レートエラー時の取引
7つ目は、接続・サーバー・レートエラー時の取引です。
まれにXMのサーバーエラー時に、レートが不自然な動きをしたタイミングを狙ってトレードする方もいます。
しかし、そのようなタイミングでの取引も禁止されていますので注意してください。
ボーナスの不正取得・不正利用
8つ目は、ボーナスの不正取得・不正利用です。
XMでは新規口座開設時にボーナスとして13,000円を受け取ることができますが、重複してもらうために偽の個人情報を利用するのは禁止です。
また、取引毎にもらえるXMポイントのためだけに両建て取引をするのも禁止されています。
ボーナスを不正取得しようとするとボーナス没収はもちろん、他のペナルティを課せられ、かなりコスパが悪いので注意しましょう。
自己アフィリエイトによる取引
9つ目は、自己アフィリエイトによる取引です。
自己アフィリエイトとは、自分の管理するXMのアフィリエイトの紹介リンクから口座開設+トレードをすることで、1ロット3ドル〜10ドルのアフィリエイト報酬が得られます。
実際にXMの利用規約を確認すると、「自分の口座経由、または支配下にあると思われる講座はコミッション(報酬)として考慮しない」と自己アフィリエイトを禁止する旨が明記されています。
自己アフィリエイトをすれば取引コストを実質的に安くできますが、利用規約違反になりますので注意しましょう!
日本在住者にXMでの取引を直接勧誘 (対面・電話など)する行為
さいごに「日本在住者にXMでの取引を直接勧誘 (対面・電話など)する行為」を紹介します。
これは、XMのルールというよりも日本の金融庁が定めているルールです。
XMは日本の金融庁の認可を受けていないFX業者で、直接日本人に対して営業活動を行ってはいけません。 また、XMのユーザーが対面や電話で直接XMの利用を勧誘する行為も違法とみなされることがあります。
なお、ユーザーがXMで取引すること自体は違法でもなんでもないのでご安心ください。直接的な勧誘だけはしないように注意しましょう!
なお、XMをはじめとした海外FX業者の違法性に関しては、海外FXは違法なのか?で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
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XMの禁止事項・利用規約違反となった場合のペナルティ
XMTrading(エックスエム)の禁止事項に触れたり、利用規約違反となった場合のペナルティについて解説します。
実際にルール違反が見つかると、以下のようなペナルティが与えられます。
それぞれ順番に見ていきましょう!
取引で発生した利益の没収
1つ目は取引で発生した利益の没収です。
規約違反をして得た利益は不正な利益なので、利益の没収は当然です。
XM側は不利益分の補填をするために大きな負担がかかるため、このような厳しい罰則を儲けているのでしょう。
出金拒否・ボーナスの没収
2つ目は出金拒否・ボーナスの没収です。
利益の没収と同様、規約違反による不正な利益については出金ができなくても当然です。
なお、規約違反をするとブラックリストに載り、新しく口座開設をすることもできなくなるので注意しましょう!
取引口座の永久凍結・アカウントの停止
3つ目は取引口座の永久凍結・アカウントの停止です。
最も重いペナルティと言えます。
裁定取引(アービトラージ)や窓埋めトレードなどはネット上でも人気がある手法なのでバレなきゃ良いと思って利用するのはリスクが高すぎます。
目先の利益を求めすぎて永久凍結・アカウント停止されてしまったら意味がないので、禁止事項を十分に理解してトレードしましょう!
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XMの禁止事項・利用規約違反とならない取引
XMTrading(エックスエム)の禁止事項・利用規約違反とならない取引について解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう!
スキャルピング取引
まず、XMはスキャルピング取引を認めています。
スキャルピング取引とは、数秒〜数分程度で決済する超短期売買です。業者によってはスキャルピング取引を禁止しているところもありますが、XMでは取引可能です。
実際に、XMの公式ホームページでも下記のような記載があります。
1日の取引回数の制限もありませんし、スキャルピング用にゼロ口座まで用意されています。
ゼロ口座を利用すればスプレッドが狭いので、無駄なコストがかからずおすすめですよ!
なお、スキャルピングのおすすめ手法はXMのスキャルピングルールとおすすめ手法で解説しています。どんなところを狙ってスキャルピングトレードをしたらいいのか知りたい、という方は参考にしてみてくださいね。
同一口座内・同一通貨ペアの両建て
同一口座内・同一通貨ペアの両建ては禁止されていません。XMで唯一認められている両建てです。
具体的には、XMの同一口座で、ドル円の買いポジションを保有しながら、同時にドル円の売りポジションを保有するという両建て手法です。
XMで両建て取引をするならこの方法しかないことを理解しましょう!
EA (自動売買) システムを使った取引
EA(自動売買)システムを使った取引は認めらています。
XMのプラットフォームはMT4なので、利用できるEAの種類が豊富です。
ただし、数秒で何度も注文を繰り返す高速スキャルピングのEA(自動売買)は禁止されているので注意してください!
経済指標発表時(雇用統計を含む)の取引
経済指標発表時(雇用統計を含む)の取引も認められています。
禁止事項で紹介した通り、「経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレード」は禁止していますが、経済指標発表時の取引自体は禁止していません。
利用規約違反にならないためには、経済指標発表時だけでなく、他の時間にも取引することが大切です。
なお、禁止はされていないものの、経済指標発表時は、若干のスリッページが発生するのでおすすめはしません。
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XMの禁止事項・利用規約違反に関するよくある質問
【まとめ】XMの禁止事項・利用規約違反となる取引ルール
XMTrading(エックスエム)の禁止事項や利用規約違反となる取引ルールについて解説してきました。
XMの利用規約を破ると、最悪の場合にはリアル口座が凍結されます。
特に複数口座での両建てが禁止されていることを知らないトレーダーは多いので、注意してくださいね!
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本記事は以上になります。
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