Exnessの法人口座は、現在のところ無期限で受付停止となっています。Exness以外で法人口座開設可能な海外FX業者については法人口座対応のFX業者をご覧ください。
Exness（エクスネス）を利用している専業トレーダーなどの中〜上級者なら、節税のために法人口座でトレードしたいというケースもあるでしょう。
Exnessで法人口座を開設することは可能です。ただし、法人口座の開設には3つの条件満たす必要があり、一般のトレーダーにはハードルは高いと有名です。
この記事では、Exnessで法人口座を開設する手順をわかりやすく紹介します！
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Exness(エクスネス)で法人口座は開設できる【条件あり】
Exness（エクスネス）で法人口座を開設することはできます。
ただし、法人口座を開設するには次の3つの条件を満たす必要があります！
それぞれの条件について、順番に見ていきましょう。
【条件①】個人口座を開設して取引していること
Exnessで法人口座を開設するための1つ目の条件は「個人口座で取引実績があること」です。
法人口座を開設するまえに、まずは個人のリアル口座を開設して取引している必要があります。具体的に、Exnessは目安として「最低でも3ヶ月程度の取引実績が必要」だとしています。
Exnessで口座開設したことがないのに、1口座目から法人アカウントで取引を始めることはできないので注意が必要ですよ！
なお、Exnessの個人口座の開設方法はExnessの口座開設方法で紹介しているので参考にしてみてくださいね。
＼ まずは個人口座でのトレードが必須！ ／
【条件②】Exnessのプレミアシグネチャー会員であること
続いて、Exnessで法人口座を開設するための2つ目の条件は「Exnessのプレミアシグネチャー会員であること」です。
Exnessで数回トレードしたからといって、法人口座を開設できるわけではありません。
Exnessは、入金額と取引量が多いロイヤルカスタマー向けに「Exnessプレミアプログラム」という限定の会員プログラムを用意しています。法人口座を開設するには、このプログラムの最高ランク「シグネチャー会員」であることが必須です！
| ランク | プリファード | エリート | シグネチャー |
|---|---|---|---|
| 生涯入金額 | $20,000 | $50,000 | $100,000 |
| 四半期毎の取引量 | $50 mln | $100 mln | $200 mln |
シグネチャー会員への到達条件は、100,000ドル相当（＝約1,400万円）以上の入金と、2億ドル（＝2,000ロット）以上の取引量という2つで、一般のトレーダーにはハードルがかなり高く設定されています。
ただ、この条件はExnessのルールとして決まっていることなので、まずは個人口座でじっくり実績を作るようにしましょう！
なお、Exnessのプレミアプログラムに関する詳細や加入条件・報酬・特典などは、別記事のExness(エクスネス)のプレミアプログラムで解説しているので参考にしてみてください。
【条件③】法人口座開設の必要書類を提出すること
さいごに、Exnessで法人口座を開設するための3つ目の条件は「法人口座開設の必要書類を提出すること」です。
個人口座で取引してExnessシグネチャー会員になることができたら、Exnessのサポートデスクに「法人口座を開設したい」という内容のメールを送信しましょう！
すると、Exnessから法人口座開設に関する必要書類を提出するように求められます。Exnessの法人口座開設の必要書類を参考に、書類をすべて揃えて担当者に提出しましょう！
申し込み・審査が完了すれば、法人口座を開設することができますよ！
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Exness(エクスネス)の法人口座開設の必要書類
Exness（エクスネス）で法人口座を開設するには必要書類を提出しなければなりません。
提出する必要がある書類について、順番に紹介します！
法人口座開設に必要な書類
- 申込書（英語記入/日本語の解説を添付）
- 登記簿謄本・全部履歴事項証明書
- 取締役一覧
- 株主名簿
- 定款
- 本人確認書類（ディレクター・株主全員）
- 現住所確認書類（ディレクター・株主全員）
- 法人番号
Exnessの法人口座開設に必要な書類は、上のとおりです。
申込書以外の書類については、すべて日本語のものを提出して問題ありません。
なお、Exnessの法人口座開設の手続きは個別対応となります。人によっては別の書類を提出する必要があるため、詳しくはExnessのホームページからサポートデスクにお問い合わせください。
法人口座開設で必要な本人確認書類
Exnessの法人口座を開設するときに、代表者や株主の本人確認書類を提出する必要があります。
提出するべき本人確認書類は、個人口座開設の必要書類と変わりません。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 写真付き住基カード
いずれの本人確認書類も有効期限内であることを必ず確認してから提出しましょう！
法人口座開設で必要な現住所確認書類
身分証明証と同じく、Exnessの法人口座の開設には代表者・株主の現住所確認書類も提出する必要があります。
- ガスや水道など公共料金の請求書
- クレジットカードや銀行の明細書
- 住民票
上記のような書類について、必ず6ヶ月以内に発行されたものを提出しましょう！
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Exness(エクスネス)の法人口座開設の注意点
Exness（エクスネス）の法人口座開設に関する注意点を紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう！
すでに法人を設立している必要がある
まず最初の注意点は「すでに法人を設立している必要がある」ことです！
Exnessで法人口座を開設するためには、会社の登記簿謄本などの証明書を提出する必要があります。
つまり、法人口座開設の申し込みをするタイミングですでに法人の設立が終わっていなければなりません。
まだ会社の設立が終わっていない場合は、マネーフォワード会社設立などの手続きがすぐに終わるサービスも利用しながら準備を始めましょう！
法人口座開設に最大で3ヶ月ほどかかる
続いての注意点は「法人口座開設に最大で3ヶ月ほどかかる」ことです！
Exnessの法人口座開設は、必要書類の準備から実際に口座開設がおわるまで最大3ヶ月ほどの時間がかかります。
必要書類をご提出いただきましたら、担当部署に引き継ぎ、その確認と対応を進めさせて頂きます。
Exnessの日本人担当者からのメッセージを引用
ご提出いただく書類やそのご提出いただくまでの期間によっても異なりますが、通常2ヶ月から3ヶ月程お時間をいただいております。
最近は法人のマネーロンダリンクなどが問題になってることもあり、Exnessの法人口座開設の審査もかなり細かくなっています。
また、個人トレーダーとしての今までの実績や今後の利用契約なども調査する必要があります。
口座開設の申し込みをしてから、すぐに法人としてトレードを始められるわけではないことは覚えておきましょう！
英語の書類を用意する必要はない
続いての注意点は「英語の書類を用意する必要はない」です！
Exnessは海外のFXブローカーですが、法人口座を開設するのに英語の書類を提出する必要はありません。
法人に関する日本語の書類をそろえるだけで、問題なくExnessの法人口座開設を進めることができますよ！
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Exness以外に法人口座を開設できる海外FX業者
| 海外FX業者 | 申込方法 |
|---|---|
| ThreeTrader | 個人口座の開設後に、アカウントマネージャーに連絡する。 |
| Vantage | 法人口座開設フォームから申し込む。 |
| AXIORY | 法人口座開設フォームから申し込む。 |
| TitanFX | 「お申込み口座を選択」で「法人取引口座」を選択して口座開設する。 |
| FXGT | 個人口座を開設後に、会員マイページから法人の証明書類を提出する。 |
| easyMarkets | 個人口座の開設後、アカウントマネージャーに連絡する。 |
海外FX業者のなかには、Exness以外にも法人口座を開設できるところがあります。法人口座を開設することができる海外FX業者は、上の表のとおりです。
Exnessは法人口座の開設に時間がかかるため、それまでは他社の法人口座を利用するようにしましょう。
特に、2021年に日本に上陸したばかりのThreeTrader（スリートレーダー）は、Exness以上に狭いスプレッドでトレードできる海外FX業者です。
Exnessの法人口座ができるまで、つなぎとして利用してみてくださいね！
なお、海外FX業者の法人口座については、海外FXの法人口座比較でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。
Exness(エクスネス)の法人口座開設に関するよくある質問と回答
【まとめ】Exness(エクスネス)は法人口座でトレードできる
Exness（エクスネス）の法人口座開設について紹介してきました。
Exnessは、ほかの海外FX業者とくらべると法人口座開設に時間がかかってしまいます。
すでにExnessの個人口座でトレード実績がある方は、今すぐにサポートデスクに問い合わせて法人口座の開設手続きを進めてもらいましょう！
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本記事は以上になります。
コメント
コメント一覧 （2件）
もう日本の法人では口座作れないと返答ありました。
コメントいただき誠にありがとうございます。
当方でも確認したところ、おっしゃるとおりExnessの法人口座受付は無期限停止とのことでした。
これに合わせて記事も修正させていただきました。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。