Important – Singapore Access Restriction

Vantage Trading is not established in, and does not operate from, Singapore. This website is intended only for individuals in jurisdictions where access is permitted under applicable laws and regulations.

Vantage Trading does not offer, provide or solicit its products or services to citizens or residents of Singapore. Account applications from such persons will not be accepted.

If you are a citizen or resident of Singapore, you must not apply for an account or access or use any products or services offered by Vantage Trading.

By selecting “Acknowledge and Proceed”, you confirm that you are accessing this website independently and on your own initiative, and not as a result of any direct solicitation, targeted marketing, advertising or promotional activity by Vantage Trading.

Nothing on this website constitutes an offer, invitation or solicitation in any jurisdiction where such activity would be unlawful or restricted. You are responsible for ensuring that your access complies with the laws and regulations applicable to you.

Acknowledge and Proceed

Access Restricted

Your access to this website is restricted.

Our website and services are not available to, and are not intended for, individuals who are citizens or residents of the United States, or entities incorporated in or conducting business within the United States.

If this does not apply to you and you believe you have received this message in error, please contact us at [email protected] for further assistance.

If you fall into any of the above categories, please exit the site.

検索

  • 全て
    取引
    取引プラットフォーム
    分析
    キャンペーン
    Vantage Tradingについて
  • 検索クエリが短すぎます。完全な単語またはフレーズを入力してください。
  • Search

キーワード

mobile bars
FXで取引すべき最適な通貨ペアとは?

目次

FXで取引すべき最適な通貨ペアとは?

FXで取引すべき最適な通貨ペアとは?

Vantage編集チーム

Vantage編集チーム >

Vantage編集チーム

Vantage編集チーム >

プロフィールを見る

日々のマーケット分析や取引戦略の解説、プラットフォームに関する最新情報を通じて、トレーダーの皆さまが金融市場への理解を深め、より良い投資判断を行えるようサポートしています。

Vantage 更新済み 2026年8月11日(火)10:10 JST

FX取引における通貨ペアは、取引量や流動性、そして関係する2つの通貨の経済的な影響力に基づいて、大きく「主要通貨ペア(メジャー)」「マイナー通貨ペア」「エキゾチック通貨ペア」の3つに分類されます。以下で紹介する16の通貨ペアは、世界で最も取引されているEUR/USDから、ボラティリティの高いGBP/ZARのようなエキゾチックペアまで、この3グループすべてを網羅しています。

個人トレーダーは通常、差金決済取引(CFD)を通じてこれらの価格変動にアクセスし、どちらの通貨も保有することなく為替レートの変動を予測して取引します。国際決済銀行(BIS)の2025年トリエニアル・サーベイによると、OTC(相対取引)のFX取引高は2025年4月時点で1日あたり9.6兆米ドルに達し、3年前の7.5兆米ドルから28%増加しました。1

それぞれの通貨ペアは、背景にある2つの通貨の中央銀行の政策、貿易フロー、リスクセンチメントによって異なる値動きを見せます。

以下の例はあくまで説明のためのものであり、実際の取引推奨を示すものではありません。

重要なポイント

  • 通貨ペアの構造と、それがFX取引の基盤としてどのように機能するかを理解する。
  • 最も活発に取引されている16の主要・マイナー・エキゾチック通貨ペアと、それぞれの値動きに影響を与える要因を紹介する。
  • 実際の事例や中央銀行の政策、経済的要因を通じて、世界の市場における通貨ペアの動きへの理解を深める。

FX取引とは?

世界のFX市場と通貨取引のネットワーク
画像1:FX取引の世界的な広がり

FX取引(外国為替取引)とは、ある通貨を別の通貨と交換し、その相対的な価値の変動から利益を得ることを目的とした取引です。FXはOTC(相対取引)で行われ、通常はオンラインプラットフォームを通じて取引者間で直接取引が行われます。

世界最大の金融市場であるFXでは、トレーダーは1日24時間、週5日にわたって世界中の通貨にアクセスできます。

詳しくは、FX取引についての詳細ガイドをご覧ください。

通貨ペアの読み方

基軸通貨と決済通貨の読み方
画像2:基軸通貨と決済通貨の例

すべての通貨には、国際標準化機構(ISO)が定める3文字の通貨コードがあります。通常、最初の2文字が国を表し、3文字目がその通貨自体を表します。

例えば、USDは米ドル、EURはユーロを表します。

基軸通貨と決済通貨とは?

通貨ペアでは、最初に表示される通貨が基軸通貨、2番目に表示される通貨が決済通貨です。決済通貨は、基軸通貨1単位を購入するために必要な単位数を示します。

EUR/USDを例に見てみましょう。

  • 最初の通貨は基軸通貨と呼ばれ、この場合はユーロ(EUR)です。
  • このペアの2番目の通貨(USD)は決済通貨と呼ばれます。

表示価格が1.2042であれば、1ユーロを購入するために1.2042米ドルが必要であることを意味します。

FX取引におけるポジションとは?

「ポジション」とは、市場で開かれている取引のことを指します。ポジションには主に2つの種類があります。

ロングポジション(買い)

トレーダーが基軸通貨を買い、決済通貨を売る取引で、基軸通貨の価値が上昇することを見込んで行います。

例:ユーロがドルに対して上昇すると考える場合、EUR/USDでロングポジションを取ります。

ショートポジション(売り)

トレーダーが基軸通貨を売り、決済通貨を買う取引で、基軸通貨の価値が下落することを見込んで行います。

例:ポンドがドルに対して下落すると予想する場合、GBP/USDでショートポジションを取ります。

これらの概念は、FX取引の仕組みを理解し、リアルタイムの価格表示を的確に読み取るための基礎となります。

通貨ペアの仕組み

FX市場では、通貨は常にペアで取引されます。

つまり、すべての取引において、一方の通貨を買うと同時に別の通貨を売ることになります。目的は、一方の通貨が強くなる(上昇する)、または他方が弱くなる(下落する)といった、2つの通貨間の為替レートの変動から利益を得ることです。

EUR/USDのような通貨ペアは、基軸通貨(EUR)1単位を購入するために、決済通貨(USD)がどれだけ必要かを示しています。

例:旅行のために為替レートが1ユーロ=1.10米ドルのときに1,000ユーロを米ドルに両替すると、1,100米ドルになります。その後レートが1ユーロ=1.00米ドルに変動し、そのお金をユーロに戻すと1,100ユーロを受け取ることになり、100ユーロの利益となります。

この利益は、ユーロが弱くなり米ドルが強くなったことで生じました。これが通貨取引の基本的な原理であり、為替レートの変動を利用して利益を得るという考え方です。

ビッド(Bid)、アスク(Ask)、スプレッドとは

通貨ペアは常に2つの価格で表示されます。

  • ビッド価格(Bid):市場(またはブローカー)が基軸通貨を買う際の価格。
  • アスク価格(Ask):市場が基軸通貨を売る際の価格。
EUR/USDのビッド価格・アスク価格とスプレッド
画像3:ビッド・アスク価格とpips
通貨ペアビッド価格アスク価格
EUR/USD1.47451.4746

この場合:

  • ロングポジション(EURを買い、USDを売る)を取るトレーダーは、アスク価格の1.4746で取引します。
  • ショートポジション(EURを売り、USDを買う)を取るトレーダーは、ビッド価格の1.4745で取引します。

ビッド価格とアスク価格の差はスプレッドと呼ばれます。この例では、スプレッドは1pip(0.0001)であり、これは取引コストを表すとともに、市場の流動性を反映しています。

スプレッドの大きさはペアによって異なります。EUR/USDのような流動性の高い主要通貨ペアは、FXスプレッドの中でも特に狭い水準になる傾向がある一方、取引量の少ないエキゾチックペアはスプレッドが広くなりがちです。また、スプレッドは取引セッションによっても変動し、参加者が少なくなるロンドンとニューヨークの主要取引時間帯が重ならない時間帯では、スプレッドが広がることが多くなります。

主要通貨ペア(メジャーペア)

主要通貨ペアの種類と特徴
画像4:主要通貨ペア
通貨ペア概要
EUR/USD金融政策の方向性の違い(FRB対ECB)。2022年には20年ぶりにパリティ(1.00)を下回った。
GBP/USD英国の政治・経済動向とともに変動。ブレグジットや予算関連のニュースが大きな変動を引き起こすことが多い。
USD/JPY金利差(FRB対日銀)。米国の金利が上昇する局面ではキャリートレードに人気。
USD/CHFセーフヘイブンとされるスイスフラン。不確実性が高まると強くなり、リスク選好が高まると弱くなる。
AUD/USDコモディティ、特に鉄鉱石や金の価格と連動。アジア太平洋地域の成長を示す指標としての役割も持つ。
USD/CAD原油価格と連動するルーニー(カナダドル)。原油価格の上昇はCADを押し上げ、下落はCADを弱める。
NZD/USD輸出主導型のキウイ(NZドル)。乳製品価格とRBNZの政策が値動きに大きく影響する。

主要通貨ペアは、FX市場で最も頻繁に取引されているペアです。常に米ドル(USD)と、世界の他の主要通貨のいずれかで構成されます。高い流動性と狭いスプレッドで知られており、経験レベルを問わず多くのトレーダーに支持されています。

2025年4月時点で、米ドルは世界のFX取引の89.2%で当事者の一方となっており、次いでユーロが28.9%、日本円が16.8%、英ポンドは10.2%まで低下しました。1 これらの相対的な比重の変化は、以下で紹介する7つの主要通貨ペアの値動きに直接影響しています。

1. EUR/USD

EUR/USDは世界で最も取引されている通貨ペアであり、ユーロ圏の公式通貨であるユーロと、世界の主要な基軸通貨である米ドルの為替レートを表しています。

両地域の経済規模と影響力の大きさから、このペアは世界のFX取引量の中心的な存在となっています。深い流動性、比較的低い取引コスト、そして一貫して狭いビッド・アスクスプレッドにより、最もアクセスしやすく、コスト効率の良い通貨ペアの一つとなっています。

金融政策の方向性の違いは、EUR/USDの値動きを左右する主要な要因の一つです。

例えば2022年から2023年にかけて、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のために積極的な利上げを行う一方、欧州中央銀行(ECB)の対応がそれよりも緩やかだったことから、このペアは大きなボラティリティを経験しました。この政策の差が広がったことでユーロは大幅に弱くなり、20年ぶりにパリティ(1.00)を下回りました。2

また、トレーダーは主要な経済指標の発表にこのペアがどのように反応するかにも注意する必要があります。

米国の非農業部門雇用者数(NFP)やユーロ圏のインフレ指標は、短期的な価格変動の引き金となることが多くあります。さらに、EUR/USDは、取引量と流動性が最大となるロンドンとニューヨークの取引時間帯が重なる時間帯に、特に強く反応する傾向があります。

2. GBP/USD

GBP/USDは「ケーブル(Cable)」と呼ばれることが多く、英ポンドと米ドルの為替レートを表しています。大西洋を挟んだ金融取引に歴史的な起源を持つこのペアは、1日の値幅が大きく、政治・経済ニュースへの感度が高いことで知られ、FXで取引される代表的な通貨ペアの一つとなっています。

イングランド銀行(BoE)や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の変化に反応するだけでなく、GBP/USDは雇用統計、小売売上高、インフレ指標といった英国経済に関する市場センチメントにも大きく反応することがあります。

ブレグジット交渉、英国の予算発表、指導者の交代といった出来事も、これまでこの通貨ペアに大きな価格変動を引き起こしてきました。

3. USD/JPY

「FXで取引すべき通貨ペア」と検索すると、米ドルと日本円を比較するUSD/JPYが目にとまることがあるでしょう。このペアはアジア太平洋地域で最も活発に取引されているペアの一つであり、米連邦準備制度理事会(FRB)と日本銀行(日銀)の金利差の影響を受けやすく、これが価格変動の主な要因となっています。

日本では長年にわたり超低金利、あるいはマイナス金利が続いてきたことから、円はキャリートレードにおける資金調達通貨として好まれています。キャリートレードとは、投資家が円で資金を借り入れ、米ドルのような利回りの高い通貨に投資する取引です。

米国の金利が上昇する一方で日本が低金利またはゼロ近辺の金利を維持すると、有利な金利差が生まれます。このような環境では、トレーダーは金利差から得られる利益だけでなく、米ドルが円に対して上昇する可能性からも利益を得ることを狙って、USD/JPYのロングポジションを検討する傾向があります。

これは2022年から2023年にかけて特に顕著で、FRBによる積極的な利上げと、日銀の緩和的な姿勢の継続が対照をなし、このペアは数十年来の高値まで上昇しました。

しかし、キャリートレードにはリスクも伴います。市場の不確実性や地政学的な緊張が高まる局面では、トレーダーがポジションを解消することが多く、これが円の急激な上昇を引き起こすことがあります。

そのため、円はセーフヘイブン(安全資産)としての役割も持ち、COVID-19パンデミックの初期段階や大規模な地政学的な対立が発生した際など、世界的なリスク選好が低下する局面で強くなる傾向があります。

4. USD/CHF

最も取引されているFXペアの一つであるUSD/CHFは、「スイッシー(Swissie)」とも呼ばれる米ドルとスイスフランの為替レートを表しています。スイスフランは、スイスの長年にわたる政治的中立性、強固な金融システム、そして低いインフレ環境に支えられ、セーフヘイブン(安全資産)として広く認識されています。

そのため、USD/CHFは世界的なリスクセンチメントの変化に反応しやすく、市場に不確実性が高まるとフランが強くなり、投資家の信頼感が改善すると弱くなる傾向があります。このペアは、スイス国立銀行(SNB)と米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の方向性の違いにも影響を受けます。

例えば、FRBが金融引き締めを行う一方でSNBが緩和的な政策を維持している場合、資金が利回りの高いドルへ向かうことでUSD/CHFが上昇することがあります。反対に、FRBの緩和的な発言や、通貨市場の安定化を目的としたSNBの予期せぬ市場介入があれば、急速な流れの反転を引き起こすこともあります。

5. AUD/USD

「オージー(Aussie)」とも呼ばれるAUD/USDは、オーストラリアドルと米ドルの為替レートを表す通貨ペアです。

取引量トップ20に入る通貨ペアの一つであるAUD/USDは、オーストラリアが鉄鉱石、金、石炭、液化天然ガスの主要な輸出国であることから、コモディティ市場と密接に結びついています。コモディティ価格、特に鉄鉱石や金の価格が上昇するとAUDは強くなりやすく、価格が下落するとその価値が押し下げられることがあります。

オーストラリア準備銀行(RBA)と米連邦準備制度理事会(FRB)の金利差も、このペアの方向性を左右する重要な要因です。

例えば、RBAがFRBよりもタカ派的な姿勢を取る場合、より高い利回りを求める投資家によってAUD/USDが上昇することがあります。また、オーストラリアは中国との貿易関係が深いことから、AUD/USDはアジア太平洋地域の経済の健全性や世界的なリスク選好を示す指標としても見られています。

6. USD/CAD

USD/CADは、米ドルと「ルーニー(Loonie)」とも呼ばれるカナダドルを比較する通貨ペアです。原油はカナダの主要な輸出品の一つであるため、このペアは原油価格の動きに大きく影響を受けます。

原油価格が上昇すると、輸出収入や投資流入の増加によってカナダドルは強くなる傾向があります。価格が下落するとCADは弱くなることが多く、USD/CADは上昇します。コモディティに加えて、このペアはカナダと米国両国の雇用統計、CPI(消費者物価指数)インフレ、GDPといった国内経済指標にも敏感です。

カナダ銀行(BoC)と米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の方向性の違いも、この通貨ペアに大きな影響を与えることがあります。例えば、BoCがより引き締め的な姿勢を取る一方でFRBが利上げを一時停止する場合、カナダドルは米ドルに対して強くなることがあります。

2016年には、世界的な供給過剰への懸念と需要の弱まりを背景に原油価格が10年ぶりの安値まで下落し、WTI原油は1バレルあたり30米ドルを下回りました。その結果、カナダドルには大きな圧力がかかり、USD/CADは1.46まで急騰しました。これは1米ドルを購入するために1.46カナダドルが必要になったことを意味し、この10年余りで最も高い水準となりました。3

7. NZD/USD

NZD/USDは、ニュージーランドドルの米ドルに対する価値を示す通貨ペアです。

「キウイ(Kiwi)」とも呼ばれるこのペアは、輸出主導型のニュージーランド経済、特に国全体の輸出のかなりの部分を占める乳製品への依存度に影響を受けます。そのため、世界の乳製品価格の変動や、より広範なコモディティ市場の動向が、NZDの値動きに大きな影響を与えることがあります。

貿易動向に加えて、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の金融政策も重要な役割を果たします。RBNZはインフレターゲティングを最も早く導入した中央銀行の一つであり、歴史的に他の多くの中央銀行よりも相対的に高い金利を維持してきました。そのため、NZD/USDは特に市場が安定している時期には、キャリートレード戦略において最も取引されるFXペアの一つとなっています。

マイナー通貨ペア

マイナー通貨ペアの種類と特徴
画像5:マイナー通貨ペア
通貨ペア概要
EUR/GBPEUと英国の相対的な強さを反映。ECBとBoEの政策、ブレグジット関連の貿易協議、政治的な動きによって変動する。主要通貨ペアよりボラティリティが低い傾向。
GBP/JPY最もボラティリティの高いクロスペアの一つ。BoEと日銀の金利差、リスクセンチメント、セーフヘイブンへの資金の流れによって変動する。テクニカル分析を行うトレーダーに人気。
EUR/AUD欧州のサービス業とオーストラリアの資源産業の対比を反映。鉄鉱石、石炭、金などのコモディティがAUD、そしてEUR/AUDに大きな影響を与える。
GBP/CAD英国の金融主導型経済とカナダの資源主導型経済のバランスを反映。原油価格、OPEC+の動向、エネルギー需要が主な変動要因。
EUR/CHF経済的な結びつきが強いが、スイスフランはセーフヘイブンとしての役割を持つ。SNBの市場介入、ユーロ圏への信頼感、市場を揺るがす出来事がこのペアを大きく動かすことがある。

マイナー通貨ペアはクロスカレンシーペアとも呼ばれ、米ドルを含まず、ユーロ、ポンド、円といった他の主要な国際通貨で構成されます。主要通貨ペアに比べて流動性は低いものの、マイナー通貨ペアも十分な取引機会を提供し、地域の経済動向や中央銀行の政策の影響を受けます。

8. EUR/GBP

EUR/GBPは、英ポンドに対するユーロの価値を反映する通貨ペアです。

米ドルへの直接的なエクスポージャーを持たずに、ユーロ圏と英国の相対的な経済力を比較したいトレーダーにとって、EUR/GBPはよく注目されるクロスカレンシーペアです。このペアの値動きは他のペアに比べて落ち着いていることが多く、ボラティリティが低くレンジ内での動きを好むトレーダーに適しています。

このペアは欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(BoE)の金利見通しに影響を受ける一方、政治情勢の変化にも強く反応します。特に、ブレグジット後の英国とEUの間の貿易・規制に関する協議は、依然として市場センチメントと方向性に影響を与え続けています。

つまり、金融サービスの整合性、税関協力、貿易の枠組みに関する話題は、大きな経済指標の発表がない場合でも、このペアの変動要因となり得ます。

9. GBP/JPY

GBP/JPYは、ニュースに敏感な英ポンドと、世界的なセーフヘイブンとしての役割を持つ日本円を組み合わせた、FX市場で最もボラティリティの高いクロスペアの一つです。その高いボラティリティから、短期的な価格変動や大きな値幅に注目するトレーダーの間で、特に活発に注目される通貨ペアとなっています。

このFX通貨ペアは、BoEと日本銀行(日銀)の金利差の変化、そして市場センチメントの変動に大きく影響を受けます。投資家が楽観的な際には円が弱くなりやすく、GBP/JPYは上昇します。市場が不安定な際には資金が円に流入し、このペアの価格が下落することがあります。

10. EUR/AUD

EUR/AUDは、ユーロとオーストラリアドルを対比させる通貨ペアであり、サービス業主体の欧州経済とコモディティに依存するオーストラリア経済という、対照的な力学をトレーダーに示します。

前述の通り、オーストラリアドルは鉄鉱石、石炭、金といった主要な原材料の輸出動向と密接に結びついているため、世界のコモディティ価格の変動がEUR/AUDに影響を与えることが多くあります。

一例として、中国からの需要増加を背景とした鉄鉱石価格の急騰は、オーストラリアドルを押し上げ、EUR/AUDを押し下げることがあります。反対に、金価格の下落や天然資源への需要の弱まりはAUDを押し下げ、このペアを上昇させることがあります。

11. GBP/CAD

GBP/CADは、英ポンドとカナダドルの為替レートを表す通貨ペアであり、サービス業主体の英国と資源主導型のカナダの経済的な相互関係を示しています。カナダドルに大きな影響を与える要因の一つが原油価格であり、カナダは世界最大級の原油輸出国の一つです。

そのため、GBP/CADは世界的なエネルギー需要の変化、OPEC+の決定、原油価格のボラティリティに反応しやすい傾向があります。例えば、供給削減や地政学的な緊張によって原油価格が急騰すると、カナダドルが強くなり、GBP/CADが下落することがあります。

反対に、供給過剰や世界的な需要の減速による原油価格の下落は、CADを弱め、このペアを上昇させることがあります。

12. EUR/CHF

EUR/CHFは、ユーロ圏とスイスの緊密な金融・地理的関係を反映する通貨ペアです。

このFXペアは、強い経済的結びつきから比較的狭いレンジ内で推移する傾向がありますが、ユーロ圏への信頼感の変化や予期せぬ市場の動揺に対しては大きく反応することがあります。スイスフランはセーフヘイブンとしての評価があるため、政治的・金融的な緊張が高まる時期には資金がフランへ流入しやすく、これがEUR/CHFの下落を引き起こします。

トレーダーは、特にボラティリティの低い取引環境を求める場合や、欧州域内の市場緊張の早期シグナルを探る際に、このペアを欧州のリスクセンチメントを測る指標として活用することがよくあります。また、スイス国立銀行(SNB)による市場介入は、スイスがフランの強さを管理してきた歴史的背景から、特に大きな影響を及ぼすことがあります。

エキゾチック通貨ペア

エキゾチック通貨ペアの種類と特徴
画像6:エキゾチック通貨ペア
通貨ペア概要
USD/SGD貿易依存度の高いシンガポール経済を反映。MAS(シンガポール金融管理局)が金利ではなく為替レートバンドを通じて政策を運営する点が特徴的。地域の経済耐性を示す指標とされる。
USD/HKDHKMA(香港金融管理局)が7.75~7.85の範囲で管理するペッグ制。通常は安定しているが、米国の金利変動や資金フローがバンドに圧力をかけ、市場介入を招くことがある。
EUR/TRYボラティリティの高いクロスペア。トルコリラはインフレ、政治情勢、中央銀行の信頼性に敏感に反応する。モメンタムを重視した取引で人気。
GBP/ZAR英ポンドと資源関連の南アフリカランドの組み合わせ。金、プラチナなど鉱物資源への世界的な需要とともに変動する。新興国ペアの中でも特にボラティリティが高い。

次に、エキゾチック通貨ペアと、その中でも代表的な4つのペアについて見ていきましょう。

この用語が初めての方のために説明すると、エキゾチック通貨ペアとは、主要通貨と新興国や小規模経済の通貨を組み合わせたペアのことです。主要通貨ペアやマイナー通貨ペアと比べて、エキゾチックペアは流動性が低く、スプレッドが広く、ボラティリティが高い傾向があります。

リスクが大きい一方で、関連する地域の経済・地政学的な力学を理解しているトレーダーにとっては、独自の取引機会をもたらすこともあります。

13. USD/SGD

USD/SGDは、米ドルとシンガポールドルの為替レートを表すFX通貨ペアであり、シンガポールはアジアにおける主要な金融・貿易のハブです。シンガポールが輸出主導型経済であることから、このペアは通常、地域の貿易フロー、両国の経済指標、世界的なリスクセンチメントに影響を受けます。

このペアの特徴は、シンガポール金融管理局(MAS)の金融政策の運営方法にあります。MASは金利を用いる代わりに、管理された為替レートバンド内でSGDを調整することで、通貨政策を中心的な手段としています。4 そのため、USD/SGDは東南アジアの経済的な耐性やシンガポールの対外貿易力を示す指標としてよく用いられます。

14. USD/HKD

USD/HKDは、米ドルと香港ドルの為替レートを表すエキゾチック通貨ペアであり、通貨ペッグ制のもとで管理されています。

香港金融管理局(HKMA)は、このペッグを7.75~7.85という厳格な範囲内で維持しており、これにより安定性が確保され、短期的なボラティリティが抑えられています。5 そのため、通常の市場環境ではこのペアの価格変動は限定的です。

しかし、米国の金利変動、資金の流出、地政学的な緊張といった外部要因がペッグに圧力をかけることがあります。このような場合、HKMAは安定性を維持するために市場介入を行うことがあり、これが一時的にボラティリティをもたらすこともあります。一部のトレーダーは、アジアにおける地域の金融的な耐性や資金フローの動向を示す指標として、USD/HKDを注視しています。

15. EUR/TRY

EUR/TRYは、ユーロとトルコリラを比較する通貨ペアであり、ユーロの相対的な安定性とトルコリラの新興国リスクへのエクスポージャーの対比から、高いボラティリティを持っています。

トルコリラは、インフレ、政治的な不安定さ、中央銀行の信頼性といった国内外の要因に非常に敏感であり、しばしば急激で予測しにくい価格変動を引き起こします。そのため、EUR/TRYは高いボラティリティの市場環境に関心を持つトレーダーによって注視されることが多くあります。

このペアのユーロ側は、欧州中央銀行(ECB)の経済的な影響力と金融政策に支えられているため、一定の安定性を持っています。そのため、EUR/TRYは、中東情勢の緊張やEUとトルコの関係の変化など、地域の地政学的な動向を取引するためによく用いられます。

とはいえ、このペアのボラティリティは大きな利益の可能性をもたらす一方でリスクも高めるため、トレーダーは常に注意を払う必要があります。

16. GBP/ZAR

GBP/ZAR――英ポンドと南アフリカランドのレート――は、高いボラティリティとコモディティ市場の変動へのエクスポージャーで知られるエキゾチック通貨ペアです。

南アフリカは金、プラチナ、その他の鉱物資源の主要な輸出国であることから、ランドは資源セクターにおける世界的な需要と価格に特に敏感です。そのため、コモディティ価格の変動はGBP/ZARに大きな動きをもたらすことがあります。

自分のトレードスタイルに合った通貨ペアの選び方

通貨ペアを理解することは、トレーダーが経済動向、金利政策、地政学的な出来事に基づいて世界の通貨を売買するFX市場を読み解くための基盤となります。本ガイドで取り上げた16の通貨ペアは、EUR/USDや他の6つの主要ペアの高い流動性から、EUR/GBPやAUD/NZDといったマイナーペア、そしてUSD/TRYやGBP/ZARのようなボラティリティの高いエキゾチックペアまで、幅広い範囲をカバーしており、それぞれが金融政策、貿易フロー、リスクセンチメントの異なる組み合わせに反応します。

すべてのトレーダーに適した単一の通貨ペアというものはありません。より重要な問いは、どの通貨ペアの値動きが自分のトレードスタイル、リスク許容度、そして市場を追う時間に合っているかということであり、これについては以下のFAQでさらに詳しく解説します。

よくある質問(FAQ)

通貨ペアとは?

通貨ペアとは、基軸通貨と決済通貨で構成される、2つの通貨間の為替レートを示すものです。最初に表示される通貨が基軸通貨、2番目が決済通貨であり、これは基軸通貨1単位を購入するために必要な単位数を示します。例えばEUR/USDは、1ユーロを購入するために何米ドルが必要かを示しています。

FXにはいくつの通貨ペアがある?

世界には約180の通貨があり、理論上はそのうちの任意の2つが通貨ペアを形成できるため、決まった数はありません。実際には、取引は7つの主要通貨ペア、より幅広いマイナー(クロス)ペア、そして新興国通貨を含む数多くのエキゾチックペアという、より小さなグループに集中しています。

主要通貨ペアはいくつある?

ほとんどの分類では、米ドルと他の主要な国際通貨を組み合わせた7つの通貨ペア――EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD、USD/CHF、AUD/USD、USD/CAD、NZD/USD――が主要通貨ペアとして認識されています。これらのペアは通常、FX市場において最も高い流動性と最も狭いスプレッドを持っています。

主要・マイナー・エキゾチック通貨ペアの違いは?

主要通貨ペアは常に米ドルを含み、最も高い流動性と最も狭いスプレッドを持つ傾向があります。マイナー通貨ペア(クロスペア)は、EUR/GBPのように米ドルを含まない2つの主要通貨を組み合わせたものです。エキゾチックペアは主要通貨と新興国通貨を組み合わせたもので、通常は流動性が低く、スプレッドが広く、ボラティリティが高くなります。

なぜ通貨ペアを取引するのか?

FXは、世界で最も流動性が高く多様な金融商品へのアクセスをトレーダーに提供します。この市場の1日あたりの取引高は9.6兆米ドルを超え1、これが狭いスプレッドと効率的な取引執行を支えています。個人トレーダーは少額の最低入金額でアクセスでき、レバレッジを利用することも多く、これは利益と損失の両方を拡大させる可能性があります。また、ロンドンからニューヨーク、東京まで、主要な取引セッションを通じて24時間取引しながら、異なる経済圏に分散投資することもできます。

どの通貨ペアを取引するかはどう選ぶ?

適切なペアは、トレードスタイル、リスク許容度、市場観に応じて異なることが多いです。スイングトレーダーは、値幅が大きく明確なテクニカルパターンが見られやすいGBP/USDやAUD/USDを好む傾向がある一方、ポジショントレーダーはUSD/CADやEUR/CHFといったペアで、より長期的なマクロテーマに注目することがあります。一般的には、1つか2つのペアから始めて値動きへの理解を深め、経験を積むにつれて取引範囲を広げていくのがやりやすいでしょう。

初心者に向いている通貨ペアは?

初心者は、安定性、高い流動性、低い取引コストを兼ね備えた通貨ペアを優先することがよく推奨されます。EUR/USDは豊富なデータとニュースが揃った最も流動性の高いペアであり、USD/JPYは一定した傾向と比較的低いボラティリティで知られ、GBP/USDはやや高いリスクに慣れたトレーダー向けにより大きな値動きを提供します。これらのペアは経済指標の発表に対して比較的予測しやすい反応を示すため、エキゾチックペアで見られがちな不規則な価格変動に振られることなく、初心者が学びやすくなっています。

最もボラティリティの高い通貨ペアは?

EUR/TRYやGBP/ZARのようなエキゾチックペアは、インフレ、政治リスク、そして対象通貨の取引量の低さと関連して、より高いボラティリティを示す傾向があります。主要・マイナー通貨ペアの中では、GBP/JPYのような日本円を含むペアは、EUR/USDのような米ドルペアよりもボラティリティが高くなることがあります。これは、円が関わるペアがリスクセンチメントの変化と金利差の両方に敏感であるためです。ボラティリティは機会を生み出す一方で、より大きく速い価格変動のリスクも高めます。

注目すべきその他の通貨ペアは?

本ガイドでは広く取引されている16のペアを中心に取り上げていますが、一部のトレーダーはUSD/CNH、EUR/JPY、AUD/JPY、USD/SEK、USD/NOKといったペアまで監視対象を広げています。これらは、ボラティリティ、流動性、取引コストの水準が異なる、主要・マイナー・エキゾチック通貨の組み合わせです。金利、貿易収支、コモディティ価格といった相関関係や経済的な要因を理解することで、これらのペアが本ガイドで取り上げた16のコアペアと組み合わせて取引するのに適しているかどうかを判断する際の参考になります。

通貨ペアを取引するブローカーを選ぶ際のポイントは?

トレーダーが一般的に検討する要素には、取引を予定しているペアのスプレッドやその他の取引コスト、提供されている主要・マイナー・エキゾチックペアの種類、その法域におけるブローカーの規制状況、利用可能な取引プラットフォームなどが含まれます。取引執行スピードや、ストップロス注文などのリスク管理ツールの質も、しばしば検討要素となります。これは一般的な情報の提供のみを目的としており、個別の推奨を意図するものではありません。

通貨ペアの取引を始めるには?

個人トレーダーは通常、MetaTrader 4(MT4)、MetaTrader 5(MT5)、ProTrader、Vantageアプリといったプラットフォームを通じて、通貨ペアをFX CFDとして取引します。これらのプラットフォームはいずれも、主要・マイナー・エキゾチックペアの値動きを追うためのチャートツールやリアルタイムの価格情報を提供しています。経験レベルを問わず、こうした概念の理解を深めるトレーダーを支援するため、教育リソース、市場分析、ウェビナーも提供されています。

リスク警告:CFDは複雑な金融商品であり、レバレッジにより急速に資金を失う高いリスクを伴います。取引を行う前に、関連するリスクを十分に理解し、資金を失う高いリスクを負う余裕があるかどうかを慎重に検討してください。

免責事項:本情報は教育目的のみで提供されており、お客様個人の目的、財務状況、またはニーズを考慮したものではありません。本情報は投資助言を構成するものではありません。必要に応じて独立したアドバイスを求めることをお勧めします。本情報は、投資調査の独立性を促進するために定められた法的要件に従って作成されたものではありません。本情報に含まれる内容の正確性または完全性について、いかなる保証も行われません。本資料には過去の実績やヒストリカルデータが含まれる場合がありますが、これらに依拠すべきではありません。さらに、見積り、将来の見通しに関する記述、および予測についても保証することはできません。本サイトの情報、および提供される商品・サービスは、そのような配布または利用が現地の法律や規制に反することとなる国または法域にいるいかなる者への配布も意図していません。

参考文献

  1. “OTC foreign exchange turnover in April 2025 – BIS” https://www.bis.org/statistics/rpfx25_fx.htm 2026年8月11日アクセス
  2. “Currency Pair: EUR/USD (Euro/U.S. Dollar) Definition and History – Investopedia” https://www.investopedia.com/terms/forex/e/eur-usd-euro-us-dollar-currency-pair.asp 2026年8月11日アクセス
  3. “Trading the USD/CAD Currency Pair – Investopedia” https://www.investopedia.com/terms/forex/u/usd-cad-us-dollar-canadian-dollar-currency-pair.asp 2026年8月11日アクセス
  4. “Understanding Inflation & Monetary Policy – Monetary Authority of Singapore” https://www.mas.gov.sg/monetary-policy/economics-edu-inflation/inflation/how-does-mas-carry-out-monetary-policy 2026年8月11日アクセス
  5. “Hong Kong’s central bank intervenes to maintain currency peg – Reuters” https://www.reuters.com/world/asia-pacific/hong-kongs-central-bank-intervenes-maintain-currency-peg-2025-05-06/ 2026年8月11日アクセス

口座開設の流れ

最短3分で申込完了!

スマホでかんたん口座開設。
最短当日からお取引可能です。

口座開設は簡単3ステップ

1
2
3
  • 口座開設は簡単3ステップ

    フォーム入力

  • 口座開設は簡単3ステップ

    確認書類の提出

  • 口座開設は簡単3ステップ

    口座開設完了