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FXのメジャー通貨ペア:6つの主要通貨ペアの特徴とメリット

目次

FXのメジャー通貨ペア:6つの主要通貨ペアの特徴とメリット

FXのメジャー通貨ペア:6つの主要通貨ペアの特徴とメリット

Vantage 更新済み 2025年3月14日 1:37:01 GMT+9

メジャー通貨ペアとは?

外国為替市場で最も取引量の多い通貨ペアは「メジャー通貨ペア」と呼ばれ、常に米ドルを含んでいるのが特徴です。これは、米ドルが世界の基軸通貨であり、最も取引量が多いことに起因しています。2022年4月に発表されたBIS(国際決済銀行)の中央銀行による3年ごとの調査でも、そのことが裏付けられています[1]

メジャー通貨は8つ存在しますが、メジャー通貨ペアとしては7つが一般的に認識されています。

  • 7つのメジャー通貨ペアは、外国為替市場全体の取引高の62%を占めています[2]
  • 取引量の多い順に、メジャー通貨ペアはEUR/USD(ユーロ/米ドル)、USD/JPY(米ドル/円)、GBP/USD(ポンド/米ドル)、USD/CAD(米ドル/カナダドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)、NZD/USD(NZドル/米ドル)となります。

米ドルを含まない通貨ペアは「クロス通貨ペア」と呼ばれ、メジャー通貨ペアに比べて取引量が少ない傾向があります。また、「エキゾチック通貨ペア」とは、新興国や発展途上国の通貨とメジャー通貨の組み合わせを指します。

  • 最新のBISレポート[3]によると、USD/CNY(米ドル/中国人民元)は外国為替市場の取引高の6.6%を占めています。
  • 新興市場通貨は外国為替市場の総売上高の13.8%を占めています[4]

6つのメジャー通貨ペアの特徴 

ここでは、取引量の多い上位6ペアの特徴を紹介します。

EUR/USD(ユーロ/ドル)

EUR/USDは、外国為替取引全体の約4分の1を占める[5]、世界で最も取引量が多く、人気の高いメジャー通貨ペアの1つです。この高い流動性により、FXトレーダーは常に低いスプレッドで取引を行うことができます。

世界経済を牽引する3大経済大国のうち、2つの経済圏の通貨で構成されるこのメジャー通貨ペアは、世界経済全体の健全性を測る上で非常に重要な指標となります。EUR/USDの価格は、最新の経済指標やファンダメンタル要因、そして米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の中央銀行政策を常に反映しています。

ECBは現在、年間8回(約6週間ごと)政策理事会を開催しており、最初の政策発表は中央ヨーロッパ時間13時45分、記者会見は14時30分に行われます。また、ECBは四半期ごとの政策理事会で、スタッフによる新たなマクロ経済予測を発表します。

USD/JPY(ドル/円)

USD/JPYは、取引量が世界で2番目に多いメジャー通貨ペアであり、FX市場における1日の取引高のかなりの部分を占めています[6]。円は一般的に「安全通貨」とみなされており、市場のボラティリティが高まり、リスク回避の傾向が強まると、投資家は円を買う傾向があります[7]。また、円は低金利の通貨を借りて、より高金利の通貨に投資する「キャリートレード」にも利用されています。

日本銀行は年に8回金融政策決定会合を開催し、そのうち1月、4月、7月、10月の年4回は、最新の経済および物価の予測を示す「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」を発表します。

日本銀行は長年にわたりデフレ脱却を目指し、非常に低い金利を維持する「超金融緩和政策」を採用してきました。しかし、2025年1月に開催された日銀金融政策決定会合において、現行の0.25%の政策金利を0.5%に引き上げることを決定しました。

GBP/USD(ポンド/ドル)

イギリスは世界第5位の経済大国であり、現在は急成長中のインドをわずかに上回っています。第一次世界大戦以前は、ポンドが世界最大の通貨であり、世界の債務の60%以上がポンド建てでした[8]

この通貨ペアの歴史は19世紀半ばにさかのぼり、当時、ポンドとドルの為替レートが海底ケーブルを通じて大西洋間で伝送されたため、「ケーブル」と呼ばれるようになりました。

GBP/USDは取引量が非常に多く、EUR/USD(ユーロ/米ドル)と似た特徴を持っています。両通貨ペアは経済的な相互関係が強いため、相関関係にありますが、ブレグジット(イギリスのEU離脱)以降、その関係性には再考が求められています。

イングランド銀行は通常6週間ごとに会合を開き、9名の委員で構成される金融政策委員会を通じて金融政策を決定します。近年、イギリス国内の政治的混乱は、相場の変動率(ボラティリティ)を高め、急激なトレンドを生み出す要因となっています。高い流動性と狭いスプレッドにより、GBP/USDは魅力的な取引対象となっています。

USD/CAD(米ドル/カナダドル)

カナダドルは「ルーニー」とも呼ばれ、資源国通貨の1つとして知られています。カナダ経済は一次産品や商品の主要な輸出国であるため、カナダドル(CAD)は世界経済の外部要因に大きく左右されます。

この通貨は特に原油価格の動向と密接な相関関係があり、原油価格の変動によってその価値が大きく変動することがあります。また、米国の株式市場の指標であるS&P 500や、世界的なリスクセンチメントとも強い関係を持つ場合があります。

カナダ銀行は、短期金利を調整することによって金融政策を実施しています。年に8回、あらかじめ定められた日に会合を開き、通常は水曜日に開催されます。

AUD/USD(オーストラリアドル/米ドル)

「オージー」という愛称で親しまれるAUD/USDは、コモディティ通貨として知られるメジャー通貨ペアの1つです。米ドルインデックスを構成する6つの通貨ペアには含まれていませんが、世界中で広く取引されています。

オーストラリア経済は、鉄鉱石や石炭などの資源に大きく依存しています。そのため、これらの資源価格の変動は、オーストラリアドルの価格に大きな影響を与えます。また、オーストラリアの最大の輸出相手国は中国であるため、中国の政策や中豪の貿易関係も、価格変動の重要な要因となります。

オーストラリアの金融政策は、オーストラリア準備銀行(RBA)によって決定されます。RBAは通常、1月を除く毎月第1火曜日に年間11回会合を開き、政策金利などを決定します。

USD/CHF(米ドル/スイスフラン)

スイスの歴史は1700年代にまでさかのぼります。比較的小規模なスイス経済は、政治的中立性によって、金融の安全性とプライバシーにおいて主導的な役割を果たしてきました。

スイスフランは一般的に安全通貨とみなされており、不確実性が高まる時期には買われやすい傾向があります。歴史的に見て、スイスはインフレ率が低いことも特徴です。

スイス国立銀行(SNB)は金融政策の決定を担っており、3月、6月、9月、12月に詳細な政策評価を実施します。スイスフランは、大量の債券、金融資産の準備によって強力に裏付けられており、スイス国立銀行が不安定な時期に安定を確保する上で役立っています。

メジャー通貨ペア取引のメリット

メジャー通貨ペアを取引する主なメリットは、以下の3点です。

1.高い流動性:

  • 市場の流動性が非常に高く、活発な取引が行われています。そのため、価格変動が大きい場合でも、容易に取引に参加し、ポジションを決済できます。

2.狭いスプレッド:

  • 流動性が高く取引量が多いため、一般的にスプレッドが狭くなる傾向があります。
  • これは、買値(ビッド)と売値(アスク)の差が小さいことを意味し、取引コストを抑えたいトレーダーにとって有利となります。

3.スリッページが起こりにくい:

  • メジャー通貨ペアは取引量が非常に多いため、常に活発な売買が行われています。これは、注文した価格と実際に約定した価格との間に生じる差である「スリッページ」が起こりにくいことを意味します。たとえスリッページが発生したとしても、その幅は小さく抑えられる傾向にあります。
  • スリッページは、特に流動性の低い市場で問題となることが多い現象です。メジャー通貨ペアは高い流動性を誇るため、スリッページのリスクを軽減できるというメリットがあります。

これらのメリットにより、メジャー通貨ペアは多くのFXトレーダーにとって魅力的な取引対象となっています。

ヴァンテージでメジャー通貨ペアをFX取引

FX取引における「メジャー通貨ペア」は、米ドルを含む取引量の多い通貨ペアを指し、世界の取引高の大部分を占めています。EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD、USD/CAD、AUD/USD、USD/CHFの6つが特に取引量の多いペアとして知られています。

これらの通貨ペアは、高い流動性、狭いスプレッド、スリッページが起こりにくいといったメリットがあり、多くのトレーダーにとって魅力的な取引対象となっています。

ヴァンテージなら、最短3分でリアル口座を開設して、メジャー通貨ペアの取引をすぐに始められます。無料のデモ口座も利用可能であり、自己資金を投入する前に、さまざまなFX取引戦略を試すことができます。

また、入金ボーナス等さまざまなキャンペーンもご利用いただけます。

参照

  1. “OTC foreign exchange turnover in April 2022 – BIS” https://www.bis.org/statistics/rpfx22_fx.htm Accessed 29 May 2023 
  2. “OTC foreign exchange turnover in April 2022 – BIS” https://www.bis.org/statistics/rpfx22_fx.htm Accessed 29 May 2023 
  3. “OTC foreign exchange turnover in April 2022 – BIS” https://www.bis.org/statistics/rpfx22_fx.htm Accessed 29 May 2023 
  4. “OTC foreign exchange turnover in April 2022 – BIS” https://www.bis.org/statistics/rpfx22_fx.htm Accessed 29 May 2023 
  5. “Major Pairs: Definition in Forex Trading and How to Trade – Investopedia” https://www.investopedia.com/terms/forex/m/majors.asp Accessed 29 May 2023   
  6. “What Are The Most Traded Currency Pairs in Forex? – TraderMade” https://tradermade.com/blog/what-are-the-most-traded-currency-pairs-in-forex Accessed 30 May 2023 
  7. “Exploring the Japanese yen – a ‘safe haven’ currency? – Hargreaves Lansdown” https://www.hl.co.uk/news/articles/exploring-the-japanese-yen-a-safe-haven-currency Accessed 30 May 2023 
  8. “Why the British Pound Is Stronger Than the U.S. Dollar”. https://www.investopedia.com/ask/answers/070516/why-british-pound-stronger-us-dollar.asp Accessed 29 May 2023