Exness(エクスネス)で両建ては禁止？ルールとやり方・注意点まとめ

Exness（エクスネス）のような海外FX業者のなかには、両建てを禁止しているブローカーも多くあります。

両建てのルールを知らずにポジションを持ってしまうと、口座凍結や出金拒否になる可能性も0ではありません。

本記事では、Exnessの日本人スタッフに実際に問い合わせてみた結果をもとに、両建てのルールとやり方・注意点をまとめて解説します！

なお、Exnessで禁止されている口座凍結や出金拒否になるような取引については、Exnessの禁止事項まとめで解説しているので参考にしてみてください。

Exness(エクスネス)で両建ては禁止？【サポートに問い合わせてみた】

Exness（エクスネス）で両建ては禁止なのか、実際にExness公式サイトの日本語サポートデスクに問い合わせてみました。

そのときの実際のやり取りもあわせて、順番に解説します！

Exnessの日本語サポートデスクとのやり取り

Exnessは両建てのルールや制限がない

日本語サポートデスクとのやり取りにあるように、Exnessには両建てに関してルールや制限・禁止事項などがありません。

例えば、他の海外FX業者で禁止されているような次の両建ても禁止されていません。

Exnessでは、上記のような両建てをしても出金拒否や口座凍結に遭うようなことはありません。

両建て取引が得意なトレーダーにとっては、Exnessはかなり稼ぎやすい環境と言えますね！

Exness(エクスネス)の両建て手法とやり方

Exness（エクスネス）の両建て手法とやり方について解説します。

実際に、Exnessなら次のような両建て取引が可能です！

それぞれ順番に見ていきましょう。

Exnessの同じ口座内で両建て

最初に紹介するExnessの両建て手法とやり方は「Exnessの同じ口座内で両建て」する手法です。

例えばExnessで1つ口座を開設して、その1つの口座内で売りと買いの両方のポジションを保有します。

同じ口座内で両建てをすれば、損益が固定されるのでロスカットされることがなくなります。

相場がどちらに動くか予想できないときの、リスクヘッジとしておすすめの両建て手法です。リスク回避として使う両建てなので「ヘッジ取引」とも呼ばれています。

また、1つのポジションで大きな損が出ているときも、両建てがうまくいけば損失を相殺することもできますよ！

Exnessの複数口座間で両建て

続いて紹介するExnessの両建て手法とやり方は「Exnessの複数口座間で両建て」する手法です。

Exnessは、1アカウントにつき最大200口座まで開設することができます。追加口座を開設することで、複数口座間での両建てが可能です。

Exnessはゼロカットシステムを採用しています。つまり、損失は最大でも入金額までです。

複数口座で両建てすると、例えば口座Aの損失は入金額までで済みます。反対に、口座Bの両建てポジションの利益が伸びて口座Aの損失額を超えれば負けることはないのです。

なお、Exnessの追加口座の作り方や複数口座を運用するときの注意点は、Exness(エクスネス)で追加口座を作る方法でまとめているので参考にしてみてください。

Exnessと他社口座を利用した両建て

さいごに紹介するExnessの両建て手法とやり方は「Exnessと他社口座を利用した両建て」する手法です。

Exnessと、Exness以外の海外FX業者を利用して両建てします。

海外FX業者はゼロカットシステムを採用しているため、両建てした片方のポジションは最大でも入金額までしか損失がでません。どちらかの口座のポジションがゼロカットになっても、もう片方の口座のポジションでは利益が出るということです。

なお、注意点としてExnessともう片方のFX業者が「他社口座を利用した両建て」を認めている必要があります。

実際に、他社口座を利用した両建てを認めているのは次のような海外FX業者です。

ボーナスキャンペーンを開催していない海外FX業者は、他社口座を利用した両建てを認めているところが多いです。

もしExnessと組み合わせて両建てする場合は、上記のなかから選んで口座開設するようにしましょう！

Exness(エクスネス)で両建てトレードをするときの注意点

Exness（エクスネス）で両建てトレードをするときの注意点を解説します。

具体的には、次の5つです。

それぞれ順番に見ていきましょう！

同一口座で両建てすると証拠金が0になる

まず最初の注意点は「Exnessの同一口座で両建てすると証拠金が0になる」です。

両建てをするには、最初に建てるポジションに応じた証拠金だけあれば問題ありません。例えば、買い1ロット・売り1ロットの順にエントリーして両建てするなら、最初にエントリーする買い1ロット分の必要証拠金があれば、売り1ロットのポジションも保有することができます。

なぜなら、両建てをするとき必要証拠金は買い注文と売り注文で相殺される仕組みになっているからです。両建てをするとMT4などの取引ツールでも証拠金が0になります。

証拠金が0だと強制ロスカットが執行されないため、自分にとって有利なタイミングで決済することができますよ！

複数口座で両建てするなら両方の口座で証拠金が必要

続いての注意点は「複数口座で両建てするなら両方の口座で証拠金が必要」であることです。

Exnessの同一口座内で両建てするには、証拠金は最初に建てるポジション分だけで済みます。

一方で複数口座で両建てする場合は、両方の口座に証拠金を入金する必要があります。

もし複数口座で同じロット数で両建てをするなら、同一口座内で両建てするよりも2倍の証拠金が必要になるので注意が必要です！

両建てするとスプレッドも2回発生する

続いての注意点は「両建てするとスプレッドも2回発生する」ことです。

両建ては、「買い」と「売り」の注文を2回出すためスプレッドも2回発生します。

Exnessのスプレッドは業界最狭レベルですが、普段よりも2倍の取引コストがかかる点に注意が必要です。

また、スワップポイントも2倍かかります。両建てするとポジションの保有時間が長くなりがちなため、スワップポイントがマイナスの通貨ペアでの両建てはあまりおすすめできません。

なお、Exnessのスプレッドを始めとした取引コストについては、Exnessのスプレッドと手数料一覧で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

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複数業者間の両建てを禁止しているブローカーもある

続いての注意点は「複数業者間の両建てを禁止しているブローカーもある」ことです。

Exnessが複数業者間の両建てを認めていたとしても、もう一方のポジションを保有するブローカーが禁止している場合もあります。

実際に、複数業者間の両建てを禁止しているのは次のような海外FX業者です。

Exnessと上記のブローカーを利用して両建てをすると、利用規約違反で口座凍結や利益没収などのペナルティーが課せられます。

事前にどちらのブローカーも「複数業者間の両建て」を認めているか確認してから取引するようにしましょう！

Exnessと他社口座ではストップアウトレベルが異なる

さいごの注意点は「Exnessと他社口座ではストップアウトレベル（ロスカット水準）が異なる」ことです。

Exnessはストップアウトレベル（ロスカット水準）が0%、つまり証拠金維持率が0%になるまでロスカットされません。一方で、Exness以外の海外FX業者はロスカット水準を20～50%に設定しているところが多いです。

Exnessと組み合わせて両建てする場合、損失が大きくなるともう片方の口座でゼロカットが執行されてしまい、自動で両建てが解除となってしまうケースがあります。

Exnessと別業者の口座で両建てする場合は、ストップレベルの違いを確認してからポジションを持つようにしましょう！

Exness(エクスネス)の両建てに関するよくある質問と回答

【まとめ】Exness(エクスネス)は両建てトレードが稼ぎやすい

Exness（エクスネス）の両建てについて解説してきました。

Exnessは両建てにルールや禁止事項がないため、両建ての知識があればとても稼ぎやすい海外FX業者です。

同一口座内での両建てはもちろん、複数口座や他社口座も利用してぜひ大きなリターンを狙ってみてくださいね！

本記事は以上になります。

• Exnessの口座開設方法と手順
• Exnessのスキャルピングルール
• Exnessのレバレッジルール
• Exnessの最大ロット数・ポジション数