Bybit(バイビット)では、現物取引のほかにデリバティブ取引も可能です。
デリバティブ取引には資金を大きく増やしてくれる可能性がある一方で、使い方を間違えると資金を全額失ってしまうような大きな損失につながります。
本記事では、Bybitのデリバティブ取引の基礎知識からやり方・注意点までまとめて解説します!
なお、まだBybitのアカウントを持っていない場合は、Bybitの登録・口座開設方法で新規登録してからこの記事に戻ってきてくださいね。
また、Bybitの取引の始め方や流れについてはBybitの使い方で紹介しているので参考にしてみてください。
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Bybit(バイビット)のデリバティブ取引とは


Bybit(バイビット)のデリバティブ取引とは何か解説します。
それぞれ順番に解説します!
デリバティブ取引とは
デリバティブ取引とは、現物取引から派生した現物価格を参考に取引する金融商品のことです。
一言でデリバティブ取引といっても、実際には様々な種類が存在しています。
- 先物取引
- オプション取引
- スワップ取引
- 為替先渡取引
上記はすべてデリバティブ取引の一種で、いわゆるビットコインFXや仮想通貨CFDもデリバティブ取引に分類されます。
Bybitでも口座に仮想通貨を担保として預け、レバレッジをかけて買った時と売った時の差額で利益を狙う「デリバティブ取引」が可能です。
現物取引とデリバティブ取引の違い
取引方法 | 現物取引 | デリバティブ取引 |
---|---|---|
レバレッジ | 1倍 | 最大100倍 |
空売り | できない | できる |
資金の送付 | できる | できない |
リターン | 小さい | 大きい |
リスク | 小さい | 大きい |
現物取引とデリバティブ取引の決定的な違いは「レバレッジ」です。
デリバティブ取引では、口座に預けた証拠金を元手にレバレッジをかけて自己資金の数倍~数百倍の取引が可能です。また、空売りによって下落相場でも利益を狙えるというメリットもあります。
一方で、現物取引ではレバレッジ取引や空売りはできません。リターンは大きくありませんが、一方でリスクは抑えて取引できるといった特徴があります。
なお、Bybitのレバレッジについて詳しく知りたい方は、Bybitのレバレッジ取引のやり方とルールを参考にしてみてください。
デリバティブ取引の手数料
Bybitのデリバティブ取引では、以下の手数料が発生します。
- 取引手数料
- 資金調達量
それぞれ解説します。
取引手数料
- 全デリバティブ取引におけるメイカー手数料(-0.025%)とテイカー手数料(0.075%)。
- インバース型先物取引の決済期日のポジション決済手数料(取引金額の0.05%)。
Bybitのデリバティブ取引では、指値注文時にメイカー手数料を受け取ることができます。反対に、成行注文をするとテイカー手数料を支払う必要があります。
また、先物取引では決済手数料として取引金額の0.05%を支払わなければなりません。
資金調達料
デリバティブ取引では、現物価格との差を解消するために状況に応じて資金調達料が必要となります。
- 現物価格より高い場合
-
ロングポジションが資金調達料を支払う・ショートポジションが資金調達料を受け取る。
- 現物価格より安い場合
-
ロングポジションが資金調達料を受け取り・ショートポジションが資金調達料を支払う。
資金調達料の具体的な金額は、現物価格とデリバティブ価格の状態によって異なります。
なお、Bybitで発生する手数料については、Bybitの手数料まとめで紹介しているの参考にしてみてください!
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Bybitのデリバティブ取引のメリット


Bybit(バイビット)のデリバティブ取引のメリットを3つ紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう!
現物取引よりも大きなリターンを狙える
デリバティブ取引のメリット1つ目は「現物取引よりも大きなリターンを狙える」ことです。
Bybitのデリバティブ取引ではビットコインなら最大100倍、ビットコイン以外でも25倍から50倍のレバレッジをかけて仮想通貨を取引することができます。レバレッジをかけることで自己資金以上の取引ができるため、デリバティブ取引は現物取引より大きなリターンを得ることが可能です。
たとえば現物で10,000円相当の仮想通貨を買い、11,000円相当に値上がれば1,000円の利益ですよね。
一方で、10,000円の自己資金に100倍のレバレッジをかけると100万円分の取引ができます。仮想通貨の価格が同じ10%変動すれば、利益も100倍の10万円になりますよ!
相場の上昇局面・下降局面のどちらでも利益を狙える
デリバティブ取引のメリット2つ目は「相場の上昇局面・下降局面のどちらでも利益を狙える」ことです。
デリバティブ取引では「買いエントリー(ロング)」はもちろん、「空売り(ショート)」もできます。
特に仮想通貨の下落スピードは非常に早いので、いいタイミングで空売り(ショート)ができれば大きな利益を狙うことが可能ですよ!
保有ポジションのヘッジになる
デリバティブ取引のメリット3つ目は「保有ポジションのヘッジになる」ことです。
現物で保有している仮想通貨がある場合、Bybitのデリバティブ取引を使ってリスクヘッジすることができます。具体的には現物でロングポジションを持っている場合、デリバティブ取引で同量のショートポジションを保有します。
すると損益が固定されるので、下落相場になっても現物の損失がそれ以上拡大しません。
デリバティブ取引もあわせて利用することで、損失リスクを抑えて取引することも可能になりますよ!
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Bybitのデリバティブ取引のやり方


- Bybitで口座開設する
- 総合取引アカウントに入金・振替する
- 取引したい通貨ペアのチャートを表示する
- 注文方法・ポジション量を設定する
- ロング・ショートする
Bybit(バイビット)のデリバティブ取引のやり方を5ステップで解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう!
Bybitで口座開設する
まずはBybitの公式サイトで新規口座を開設しましょう。
Bybitの口座開設は無料で、メールアドレスもしくは電話番号のみで登録することができます!
総合取引アカウントに入金・振替する


Bybitの口座開設が完了したら、総合取引アカウントに資金を入金しましょう。
Bybitのメニュー、もしくはアプリにある「入金」タブを選択します。国内取引所やウォレットから、Bybitの入金用ウォレットアドレスに送金しましょう。
なお、資金調達アカウントに資金がある場合は「振替」から総合取引アカウントに資金移動することができますよ!
Bybitの入金方法については、Bybitの入金方法と手順で写真付きで解説しているので参考にしてみてください。
取引したい通貨ペアのチャートを開く


続いて、Bybit公式サイトの上部にあるメニューから「デリバティブ」➝「USDT無期限」の順に選択します。
例えば、BTCとUSDTのペアで取引したい場合は「BTCUSDT」を選択しましょう。


すると、上の写真のように通貨ペアのチャートを表示することができます!
注文方法・ポジション量を設定する


続いて注文方法を選択します。
おもな注文方法は「指値注文」と「成行注文」の2種類です。
- 指値注文とは?
-
価格を指定する注文方法。取引板にない価格で注文するので、約定するまでに時間がかかる場合がある。
- 成行注文とは?
-
価格を指定しない注文方法。取引板にすでにある価格で注文するので、約定するまでのスピードが速い。
希望の価格で注文したい場合は「指値注文」を、早く注文を成立させたい場合は「成行注文」を選択しましょう。ただし、Bybitは成行注文の手数料高いので、慣れてきたらなるべく指値注文で発注することをおすすめします。
注文方法が決まったら契約数量を入力ましょう。証拠金に対してどれくらいのポジションを持つのか、数字を押すだけでも決めることができます。
ロング・ショートする


注文方法・ポジション量の設定が完了したら、さいごに発注します。
ロングの場合は「買いで参入」を、ショートの場合は「売りで参入」を選択します。以上で発注は完了ですよ!
なお、注文が約定してポジションが成立すると、取引画面の下にある「ポジション」に表示されます。決済したいときは、成行・指値決済を使ってポジションを閉じましょう。
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Bybitのデリバティブ取引の注意点


Bybit(バイビット)のデリバティブ取引の注意点を3つ解説します。
- レバレッジを上げすぎない
- 資金調達料が発生する
- 総合取引アカウントに資金振替が必要
それぞれ順番に見ていきましょう!
レバレッジを上げすぎない
まず1つ目の注意点は「レバレッジを上げすぎない」ことです。
Bybitのデリバティブ取引では、最大100倍のレバレッジで取引することができます。レバレッジが高ければ高いほど大きなリターンを狙うことができますが、反対に大きな損失が発生するリスクもあります。
特にデリバティブ取引を初めたばかりという方は、レバレッジを上げすぎないように注意が必要です。
資金調達料が発生する
続いて、2つ目の注意点は「資金調達料が発生する」ことです。
Bybitのデリバティブ取引では、現物価格との価格乖離を抑えるために資金調達料(ファンディング・レート)が発生します。
たとえば、現物価格よりデリバティブ価格が高ければショートすると資金調達料を受け取ることができ、ロングすると資金調達料を支払う必要があります。
特に、ポジションを長く持つと資金調達料を払い続けなければいけなくなるので注意が必要です。
なお、Bybitの資金調達率についてはBybitの資金調達率の確認方法で解説しているので参考にしてみてください。
総合取引アカウントに資金振替が必要
続いて、3つ目の注意点は「総合取引アカウントに資金振替が必要」ことです。
Bybitでは「資金調達アカウント」と「総合取引アカウント」という、2つのアカウントが用意されています。ただし、資金調達アカウントに資金がある状態では、デリバティブ取引を行うことはできません。
国内取引所やご自身のウォレットから直接総合取引アカウントに送金するか、資金調達アカウントから総合取引アカウントに資金振替するようにしましょう!
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Bybitのデリバティブ取引に関するよくある質問と回答
【まとめ】Bybitのデリバティブ取引のやり方
Bybit(バイビット)のデリバティブ取引のやり方について解説してきました。
デリバティブ取引は、レバレッジをかけて大きなリターンを狙いに行くこともできますし、両建てすることで現物取引のリスクヘッジとして利用することもできます。
ぜひBybitのデリバティブ取引を活用して利益の最大化を図ってみてくださいね!
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本記事は以上になります。
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